SBOMデータ活用によるリスク管理の新たな指針
本日、オープンソースのセキュリティを推進する組織、Open Source Security Foundation(OpenSSF)によって発行されたホワイトペーパー「SBOMデータによるリスク管理の意思決定の改善」が、日本語版として公開されました。この新しい資料は、SBOM(ソフトウェア部品表)を利用したリスク管理の効果的な手法について説明しています。
SBOMとは?
SBOMは、ソフトウェアの構成要素を明らかにするためのリストで、どのような部品がソフトウェアに含まれているのかを示します。これは、エンジニアリング、セキュリティ、法務、運用の各部門にわたって、意思決定を一貫して、再現可能なものにするための重要なツールとなります。SBOMデータがどのようにリスク評価に役立つのか、具体的な方法がホワイトペーパーには詳細に記されているのです。
リスク管理の改善方法
このホワイトペーパーでは、SBOMを活用してビジネスリスクを管理する方法を解説しています。具体的には、以下の3つの観点からのアプローチがなされています:
1.
SBOMとビジネスリスクの整合性: SBOMの情報をどのようにビジネスリスクに関連づけ、評価していくかを示します。
2.
SBOMの品質と鮮度: ソフトウェア部品の質や新しさを見極めるための判断基準が設けられています。
3.
EOLやインシデント対応: サポート終了情報やメンテナンスに基づきSBOMを活用することで、現実的な行動の指針が提示されています。
発行の背景
このホワイトペーパーは、CISA(サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁)の主導の下で、コミュニティから選ばれたSBOM Operationsワーキンググループによって起草されました。その後、OpenSSFのSBOM Everywhere SIGによる綿密なレビューと改訂を経て、本資料が発表されています。
ここで明言しておきたいのが、本書はコミュニティ主体で製作されたものであり、CISAや米国政府、OpenSSF、Linux Foundationといった組織の公式な見解を反映するものではないという点です。
日本語版について
今回公開された日本語版は、英語版の内容を機械翻訳して作成されたものであり、The Linux Foundation Japanが便宜上提供しています。また、特別な協力を得て日本語版が完成しました。
このホワイトペーパーは、リスク管理に関心を持つ企業や開発者にとって、非常に貴重なリソースとなることでしょう。SBOMデータを用いることで、より効果的で信頼性の高い意思決定が可能になる未来が期待されます。興味のある方は、ぜひ以下のリンクからダウンロードしてみてください。
日本語版ダウンロードリンク
英語版ダウンロードリンク
この新たなガイドラインを手に入れ、あなたのリスク管理戦略を改善してみてはいかがでしょうか?