産業用ロボットの専門展「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN 2026」が開催へ
2026年6月に愛知県で行われる「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN 2026」は、産業用ロボットと自動化システムに特化した専門展として、今回で三度目の開催となります。このイベントは、製造業や物流、食品、医療、化粧品業界など、ロボット導入を希望する企業と、それに応じたロボットシステムインテグレーター(SIer)や機械商社が主な参加対象となる注目の展示会です。
展示会の基本情報
開催日は2026年6月11日(木)から6月13日(土)までの3日間で、会場はAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)です。例年、約250社からの出展が見込まれ、目標来場者数は45,000人を設定しています。展示時間は各日10:00から17:00までですが、最終日のみ16:00までの短縮営業時間となる点が特徴です。
昨年2024年のイベントでは、244社・団体が1320小間から出展し、来場者数は46,405人にのぼりました。これは業界におけるロボット技術の関心度を如実に表しています。
特徴的な展示内容
「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN 2026」では、産業用ロボットや無人搬送車(AGV)、自律走行型搬送ロボット(AMR)、無人フォークリフト(AGF)といった多様な自動化システムが展示されることが予定されており、特に製造や物流、医療分野においての活躍が期待されています。また、ロボットシステムインテグレーター専用の展示ゾーンも設けられており、出展料金が安価に設定されることにより、SIerの商機拡大にも貢献することを目指します。
業界の需要と期待
株式会社ニュースダイジェスト社の社長、八角秀氏は、製造や物流の分野における人手不足の問題が深刻化する中で、ロボット技術に対する関心が一段と高まっていると述べています。AI技術の進化やヒューマノイドロボットの開発が進むことで、ロボットの用途がさらに広がることが期待されます。八角氏は「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN」が、自動化を推進する重要な機会になると強調しました。
出展申し込みについて
出展募集は2025年9月1日から2026年1月20日まで行われ、出展申し込みが締め切られる前に満小間になった場合には、受け付けを終了することもあるため早めの申し込みが推奨されます。通常の展示ゾーンへの出展料は380,000円(1小間あたり)で、SIer専用ゾーンの出展料は290,000円となっています。
Aichi Sky Expoの魅力
愛知県国際展示場であるAichi Sky Expoは、2019年に開業し、総展示面積60,000㎡を誇る愛知県内最大規模の国際展示場です。中部国際空港に隣接しており、国際的なビジネスの拠点としても優れた立地にあります。これにより、全国から多くの関係者が集まり、業界の最新トレンドを体感することができます。
この業界の未来を感じさせる「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN 2026」。ロボット技術の進展を体感するために、多くの来場を期待しています。