手ぶら経済の提案
2025-07-15 10:07:23

地域と都市をつなぐ新たな流通モデルの提案『手ぶら経済』

地域と都市をつなぐ新たな流通モデルの提案 "手ぶら経済"



愛媛県宇和島市に本拠を置く株式会社空庵(代表取締役:濱村誠)は、2025年7月下旬に都内で開催予定の体験型デジタル物産展を通じて、新たな流通モデルとして「手ぶら経済」を提案します。本プロジェクトは、地域の特産品や文化を都市部の生活者に届けることを目的としており、観光や教育、起業支援を通じて地域活性化に取り組む意義深い試みです。

防災・食・地域課題の解決へ



この物産展は、地域の課題解決と産業再生を目的に、食品ロス、防災、1次産業の再生をテーマとしています。これまで地域の生産者や事業者が認識できなかったリピート購入やコミュニケーション機会を創出するために、EC機能とチェックイン機能を活用する新しいシステムを導入しました。この仕組みにより来場者は、商品の購入だけでなく、地域の物語にも触れることができ、スマートフォンを使ってキャッシュレスで注文が可能です。商品は後日自宅に直送されるため、参加者は仕事の合間に“手ぶら”で訪れることができます。

柔軟な物産展開催のモデル



従来の物産展では、運営コストが高く、多くの製品を会場に運ぶ必要がありました。しかし、展示用のサンプル品のみを用意することで、輸送や保冷、在庫管理にかかるコストを大幅に削減。これにより、全国各地で小規模かつ短期間に地域産品を紹介する柔軟なモデルを構築し、今後の展開に期待が寄せられています。

道の駅との連携と新たな取り組み



物産展の製品は道の駅「きさいや広場」と連携して取り扱われる地元産品が中心。また、空庵は「防災×食品ロス」の実証プロジェクトも進行中です。ここでは、廃棄されるジビエや耕作放棄地の大豆を用いた防災備蓄食の試作品も紹介。加えて、地域イノベーション拠点「ビーチビレッジ石応」ではアグリツーリズムや体験ツアーの様子も映像で紹介される予定です。

イベント情報



第1回:青山ファーマーズマーケット


  • - 開催日: 2025年7月27日(日)
  • - 時間: 10:00-16:00
  • - 場所: 国際連合大学前広場(東京都渋谷区神宮前5-53-70)

第2回:日鉄興和不動産・興和一橋ビル


  • - 開催日: 2025年7月30日(水)~31日(木)
  • - 時間: 11:00~16:00
  • - 場所: 東京都千代田区神田錦町3-7-1 興和一橋ビル 地下3階

両会場では、チェックインを行った参加者に宇和島特産品のプレゼントや、文化財に指定されている木屋旅館の宿泊券が当たる抽選イベントも用意されています。

参加企業からのコメント



この施策には多くの企業が連携しており、地域資源の循環や防災備蓄の概念が浸透している様子が伺えます。株式会社JSOLのビジネスデザイン&マーケティング部長は、地域活性化への寄与を表明し、持続可能なモデルの実現に向けた意義深い施策として本プロジェクトを評価しています。また、ネットイヤーグループは、地域イベントにおける新しいCRMシステムの導入に期待を寄せています。これらの協力によって、地域と都市部のより良い関係の構築が進むことが期待されます。

このように、株式会社空庵が進める体験型デジタル物産展は、地域と都市を効果的に結びつける新しい試みとして注目されています。今後の展開に期待が寄せられる中、地域活性化の道を切り開く重要なステップとなるでしょう。


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会社情報

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株式会社空庵
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