森下仁丹が新たに「Jintan中之島ラボ」を開設
森下仁丹株式会社は、2026年1月13日に大阪・中之島に位置する未来医療国際拠点「Nakanoshima Qross」に「Jintan中之島ラボ」を新たに設立しました。このラボは、同社が130年以上の歴史で培ってきた素材研究の知見を基に、独自のシームレスカプセル製剤技術を融合させ、健康寿命を延ばすための価値創造に寄与することを目指しています。
開設の背景
森下仁丹は、これまで複数の外部ラボを利用して研究開発を行っておりましたが、拠点が分散していたために相乗効果を生むことが難しい状況でした。そこで、より効果的かつ迅速な研究開発体制を構築するため、ヒト由来のサンプルを扱えるウェットラボを備えた新拠点への移転を決定しました。この新たな施設は、スタートアップ企業や医療機関が集まる「Nakanoshima Qross」の一部として機能します。
3つの戦略的進化
「Jintan中之島ラボ」の設立により、以下の3つの戦略的な進化を図ります。
1. 研究開発の深化
ヒト由来のサンプルを用いた実験が自社内で可能になり、実際の腸内環境に近い条件での研究が進められ、エビデンスの蓄積が加速します。これにより、技術の深化と科学的価値の創造を通じて、独自性を追求し、研究成果を知財戦略に結び付けることで、競争優位性を高めていきます。
2. シナジーの最大化
これまで外部施設で行っていた腸内環境研究や素材研究を集約することで、研究と製品開発がさらに加速します。主要ブランドである「ビフィーナ」や「腸テク」シリーズへのフィードバックも強化され、エビデンス構築の精度が向上します。すなわち、より高い競争力を持つ製品開発を実現することが期待されます。
3. 外部との共創
「Nakanoshima Qross」には多くのスタートアップ企業や医療機関が集積しており、ここでのオープンイノベーションを進めることで、異業種との交流が促進されます。これにより、自社単独では実現できない新しいヘルスケアソリューションの創出に挑む姿勢を強化します。
コメント
常務執行役員研究開発本部長の石田英嗣氏は、「Jintan中之島ラボ」の開設を通じて腸内環境と機能性素材の研究を深化させる体制が整ったと述べています。また、基礎研究における挑戦がイノベーションにつながることを意識し、科学的根拠に基づいた価値の創造を通じて、人々の健康と社会の発展に貢献することへの思いを語りました。
施設概要
- - 名称: Jintan中之島ラボ
- - 所在地: 大阪府大阪市北区中之島4丁目3番51号 Nakanoshima Qross 三井リンクラボ中之島 Lab507
- - 開設日: 2026年1月13日
森下仁丹の挑戦が、未来のヘルスケアにどのような影響を与えるのか、今後の研究成果に期待が寄せられます。