株式投資2025年の実態
2025-12-16 13:09:50
2025年の株式投資、約9割が利益を得るもストレスは減らず
2025年の株式投資に関する現状
2025年、日本の金融市場が活発化する中、オンライン株式スクール「株の学校ドットコム」が個人投資家800人を対象に行った調査によると、約89.3%が利益を上げていることが判明しました。この結果は、日経平均株価が史上初めて5万円を超えたという背景にあります。これまでの調査データを見ても、株式投資から利益を得ている人の割合は年々増加しており、2022年の75.1%から2023年には81.8%、2024年には86.4%と上昇してきました。
利益が増える一方でストレスは変わらず
興味深い点は、利益を得ている割合が高まる一方で、株式投資に対するストレスの度合いはほとんど変わっていないということです。調査対象の投資家に対し、ストレスの大きさを0から10のスケールで評価するよう求めたところ、最も多かったのは中間の「5」で23.6%を占めました。一方、「ストレスが全くない」と回答したのは10.3%で、最も少ない結果となりました。また、ストレスの度合いが7以上だったのは19.7%で、前回の調査(25.3%)よりは減少したものの依然として少なくない数字です。
個人投資家のストレスの理由
自由記述形式の回答からは、ストレスを感じる理由として様々な意見が寄せられました。特に、トランプ政権による関税政策の影響で市場が乱高下したことが挙げられている他、所有株の値動きに対して日々の不安を感じるという声が多く見受けられました。また、逆に「ストレスが全くない」と感じる人々は、無理のない範囲で投資を行っていることや、長期的な視野を持っていることが影響しているようです。
株式投資の資金管理の重要性
株式投資におけるストレスを軽減するための方法として、資金管理の重要性が再認識されています。株の学校ドットコムの講師である窪田剛氏は、利益を上げているのにもかかわらずストレスが感じられない理由は、適切な資金管理ができていないからかもしれないと指摘します。投資の目的を明確にし、その目的に応じたリスクを取ることが必要不可欠だと述べています。
これからの展望
2026年の市場では一層の株価上昇が期待される中、調整による下落や市場の変動にも注視する必要があります。「株の学校ドットコム」は、投資情報を提供し続けることで、すべての人が心穏やかに投資に取り組めるようサポートしていくとしています。投資におけるストレス管理は今後も大きなテーマとなるでしょう。
各年ごとの利益率推移とストレス度の関係をさらに深堀りするための調査が、今後の股式市場の透明性を高める一助となることを期待しています。
会社情報
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株の学校ドットコム
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