佐賀が最優秀賞受賞
2014-11-11 16:00:24

第2回データビジネス創造コンテストの結果発表。佐賀の救急搬送プロセス向上チームが最優秀賞に輝く

第2回データビジネス創造コンテスト終了



このたび開催された「第2回データビジネス創造コンテスト」の本選結果が発表され、佐賀県をテーマにした救急搬送プロセスの改善に取り組んだ佐賀大学大学院チームが最優秀賞を獲得しました。このコンテストは、自治体が提供するオープンデータを活用し、地域の課題解決につなげることを目的に、全国の高校生や大学生が参加するものです。

最優秀賞の受賞チームの取り組み



佐賀大学大学院のチーム「Team Saggest」は、救急搬送時間の短縮を達成するために、特に搬送時に起こりがちな「たらい回し」を抑制することが重要であると認識しました。この問題の解決に向けて、救急相談センターやお薬手帳の効果的な活用を提案し、データを駆使してその有効性を立証しました。
彼らは、新たな市民向けスマホアプリのアイデアも発表し、地域のニーズに適した政策形成の可能性を探りました。

審査員からの高評価



今回のコンテストでは、10チームが参加し、神奈川県や福島県、福井県、千葉県からのデータを活用し、斬新なアイデアを競いました。審査員は、Team Saggestのアプローチが、全国の類似課題解決にも寄与する可能性を秘めていると評価しました。

「データが人の生の声と結びつくことで、地域に適した政策が実現できる」と受賞チームはコメントし、さらなる感謝の意を表しました。

その他の受賞チームの成果



優秀賞には、東京大学大学院のチームが「空き家と学生のマッチング」による若者の拠点形成を提案し、審査員からも高く評価されました。また、東京大学大学院の別チームは、緊急搬送における救急車の効率的な配置に関する独自のアイデアを提示しました。高校生部門賞は流山市の若年層投票率向上を図るアイデアが受賞し、未来創造賞は女性の未来に向けたポジティブ・アクションを議論したチームが受賞しました。

まとめ



「慶應xアクセンチュアDIG」は、産学官の連携を深めながら、若い力にデジタルやデータを駆使した社会問題の解決を促す場として重要な役割を果たしています。未来を担う学生たちが生み出すアイデアに期待が寄せられ、今後の活動が楽しみです。

詳細および次回のコンテスト情報については、公式ホームページを参照してください。

会社情報

会社名
慶應義塾大学SFC研究所データビジネス創造・ラボ
住所
神奈川県藤沢市遠藤5322
電話番号
0466-49-3458

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