八幡平リゾート、地熱発電によるサステナブル電力100％を実現へ

八幡平リゾート、地熱発電でサステナブルなエネルギーを活用

八幡平リゾート（東北リゾートサービス株式会社八幡平事業所、岩手県八幡平市）は、2025年2月からすべての電力を地元八幡平市内の地熱発電によるものに切り替えることを発表しました。この取り組みは、地産地消かつ持続可能なエネルギーの利用を目指すもので、地元の自然環境を考慮したものです。

八幡平リゾートは、八幡平マウンテンホテルを基盤に、冬は2つのスキー場と、その他の季節にはトレッキングなど豊かな自然の恵みを活かしたアクティビティが楽しめるオールシーズン型の滞在型リゾートです。2021年から八幡平マウンテンホテルでは、松尾八幡平地熱発電所で発電された電力を使用しており、2025年からはより広範囲にわたる電力供給も始まります。

地域新電力会社「株式会社はちまんたいジオパワー」が設立されることで、八幡平リゾート内のすべての施設が地元の地熱由来の電力に切り替わる予定です。この新しい電力会社は、八幡平市、地元金融機関、電力会社によって構成されており、環境に優しい脱炭素化を促進する目的があります。

地熱の恵みとその背景

八幡平は、十和田八幡平国立公園に位置し、青森県と秋田県、岩手県に跨る日本有数の火山地帯です。この地域には多くの地熱発電所があり、自然の恵みを最大限に活かす取り組みが進められています。八幡平マウンテンホテルには、天然温泉「八幡平の湯」があり、スキー場のリフトなどでもかなりの電力が必要です。近年、温暖化が進行する中で、八幡平リゾートはより持続可能な運営の必要性を感じ、そのために地熱発電を選択したのです。

サステナブルな観光地としての八幡平リゾートの役割は、その地域特性を活かし、《環境に優しい選択肢の提示》にあります。地熱発電は、天然の蒸気を使って発電するため、二酸化炭素をほとんど排出せず、非常にクリーンなエネルギー源として注目されています。

四季折々のアクティビティ

八幡平リゾートは、冬はウルトラライトパウダースノーで有名な2つのスキー場を有し、春から秋にかけてはトレッキングや美しい山々の眺望を楽しむことができます。春には雪解けの際に現れる雪の壁や、初夏には「ドラゴンアイ」と称される幻想的な景色が訪れる人々を魅了しています。また、秋の紅葉も見逃せない魅力の一つです。

八幡平リゾートの最新情報や営業状況については、公式ウェブサイト（https://www.hachimantai.co.jp/）で確認できます。地熱発電に関する詳細な情報も同サイトから入手可能です（https://www.hachimantai.co.jp/topics/27959）。

お問い合わせ

本リリースに関するお問い合わせは、アルピナリゾートマネジメント株式会社のセールス＆マーケティング部、小沢まで。電話番号は03-3680-1105、メールアドレスは[email protected]です。アルピナリゾーツは、国内に8つの山岳リゾートを保有し、新たな取り組みを進めるリーディングカンパニーです。