早稲田大学での「体験の言語化」シンポジウムのご案内
早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)が主催する「体験の言語化」シンポジウムが、2016年8月2日(火)の13時から大隈記念講堂 小講堂にて開催されます。このシンポジウムでは、アスリートのキャリア問題に焦点を当て、体験を言語化することの重要性を探ります。
シンポジウムの開催背景
社会におけるキャリア問題は、特にアスリートのセカンドキャリアにおいて深刻化しています。スポーツに全力を注いでいる選手たちの身体的パフォーマンスは素晴らしいものですが、その裏には多くの問題が潜んでいます。本シンポジウムは、そんな現代の社会課題を解決するため、体験の言語化を通じてアスリート自身が自らの経験を語る力を育むことを目指しています。
プログラム概要
シンポジウムは2部構成で行われます。第一部では、体験の言語化の成果報告があり、WAVOCに所属する准教授の岩井雪乃氏や兵藤智佳氏、さらには受講学生による発表も行われます。ここでは、「体験の言語化」がどのように社会課題と結びつくのか、またその意義について深掘りします。
第二部では、ジャーナリストの津田大介氏と早稲田大学野球部の前監督岡村猛氏を招き、パネルディスカッションが繰り広げられます。参与者たちは、体験の言語化が現代におけるキャリア支援にどのように寄与できるのかについて熱く議論します。
インターネット中継の実施
来場が難しい方のために、本シンポジウムはインターネット生中継も行います。遠方に住む参加希望者も、リアルタイムでシンポジウムに参加できる機会を提供します。
参加方法
参加希望の方は、下記のリンクから申し込みフォームにアクセスしてください。参加費は無料で、一般の方、学生、教育関係者など、どなたでもご参加いただけます。
申し込みフォーム
シンポジウムを通じて期待される成果
「体験の言語化」を通じて、アスリートたちが自らの経験を言語化する力を養い、それを社会問題と繋げることで、今後のキャリア形成やコミュニケーション能力の向上が期待されます。さらに、このシンポジウムが多くの人々に影響を与え、キャリア支援への新たな視点を提供することを祈っています。
今回のシンポジウムが、アスリートのみならず広範な参加者にとって価値ある体験となることを願っています。