大東建託が賃貸不動産業界向けに新サービスを開始
2023年10月15日より、大東建託グループの株式会社キマルームが新しい電子申込・契約サービス「キマルーム Sign」を提供します。このサービスは、賃貸不動産業界に特化したもので、業界の標準を目指してリニューアルされたものです。
進化したサービスの背景
「キマルーム Sign」は、大東建託パートナーズとの共同で開発され、賃貸取引における電子申込と契約の効率化を図るものです。すでに417拠点で導入されており、約35,000の不動産会社を通じての利用が拡大しています。驚くべきことに、導入後の電子契約率は78.8%に達しており、前年に比べて倍増しています。これは、賃貸不動産業界全体のデジタルトランスフォーメーションを進める一因となっています。
最近の郵便料金の値上げにより、契約書の郵送コストが増加している中、電子契約のニーズはますます高まっています。今後は、郵送費や印刷費の削減、業務効率の向上を図るために、キマルーム Signは業界最安値での従量課金制を採用しています。
「キマルーム Sign」の特長
1. 使いやすさ
「キマルーム Sign」は、ユーザーに優しい直感的なデザインが特徴です。不動産取引に関与する多様な関係者が、各自のステータスや次のアクションを一目で把握できるように設計されています。さらに、同じ画面で関係者とのチャットが可能なナビゲーション機能も搭載されています。
2. 申込手続きの簡略化
申込人は登録を行う必要がなく、QRコードを読み取るだけで簡単に手続きが行えます。遠隔の場合も、SMSやメールを通じてすぐに申込が可能です。
3. 幅広い連携機能
他社のシステムや保証サービスとの連携が可能であり、業界への適応力が高いのも特徴です。これにより、さまざまなニーズに応えることができるサービスを実現しています。
価格設定
「キマルーム Sign」は初期費用が0円からで、月額利用料は5,000円から始まります。そして、1契約あたりの従量課金は190円とされています。これは競合に比べて非常に魅力的な価格設定です。
企業情報
株式会社キマルームは、広島県広島市に本社を置き、2010年に設立されました。代表取締役の藤井志郎が率いる同社は、「キマルーム」シリーズの企画・開発・運営を行っています。企業理念としては、賃貸不動産業界の効率化と利便性の向上を目指しています。
結論
大東建託グループの新サービス「キマルーム Sign」は、賃貸不動産業界におけるデジタル化を推進するための重要なステップとして注目されます。業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させ、より良い取引体験を提供するサービスとして期待されています。