研究成果の公開を加速!オープンアクセス加速化事業に83機関が採択
文部科学省は、研究成果の公開を促進する「オープンアクセス加速化事業」の採択機関を決定しました。全国93件の応募の中から83件が採択され、令和6年度から事業が開始されます。
この事業は、大学などが研究成果を積極的に公開し、社会全体で知識を共有していく「オープンサイエンス」を推進するためのものです。オープンアクセスとは、誰でも自由に論文や研究データにアクセスできる状態を指します。
採択された機関は、研究成果の管理・利活用システムである機関リポジトリの開発・高度化や、学長等のリーダーシップによる全学的なマネジメント体制強化、オープンアクセスを推進する学内支援策(戦略的な論文出版費用支援など)を実施します。
文部科学省は、これらの取り組みを通じて、日本の研究成果の国際的な発信力を強化し、研究活動の活性化につなげたいと考えています。
採択に至るまでの経緯
- - 応募期間:令和6年3月26日~令和6年5月8日
- - 応募件数:93件
- - 採択件数:83件
採択機関は、独立行政法人日本学術振興会及び文部科学省の外部有識者による委員会で審査され、決定されました。
オープンアクセス加速化事業の目的
- - 研究成果の管理・利活用システムの開発・高度化
- - 全学的なマネジメント体制の強化
- - オープンアクセスを推進する学内支援策の実施
これらの取り組みを通じて、大学等の即時オープンアクセスに向けた体制整備・システム改革を加速させることを目指しています。
オープンサイエンスの重要性
オープンサイエンスは、研究成果を広く公開することで、以下のようなメリットをもたらします。
- - 研究活動の加速化
- - 新たな知識の創造
- - 社会への貢献
文部科学省は、オープンアクセス加速化事業を通じて、日本の研究力強化と社会への貢献に繋がるオープンサイエンスの推進を図ります。
採択機関一覧
採択機関の一覧は、文部科学省のウェブサイトで公開されています。
文部科学省ウェブサイト
問い合わせ先
研究振興局参事官(情報担当)付学術基盤整備室
TEL:03-5253-4111(内線4284)
E-mail:
[email protected]