岡山の桃農家が挑む新たな農業の形
倉敷市に位置するなんば農園は、60年の歴史を誇る白桃農家として知られていますが、新たにレモン栽培への挑戦を開始しました。このプロジェクトは、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」を通じて行われており、開始からわずか2日で目標金額の500,000円を達成しました。この成功は、農園の未来に新しい可能性を開く一歩となるでしょう。
レモン栽培の理由
なんば農園がレモン栽培に着手した理由は、農業の持続可能性を考慮した結果です。桃とレモンは栽培の繁忙期が異なり、そのため、収入の安定化と作業の分散が可能になります。元銀行員である代表の難波さんは、広島での勤務を通じて地域活性化にレモンの重要性を感じていました。健康志向が高まる中、レモンの需要も増え、その栽培にかける期待は大きいです。
高品質なレモン栽培
レモン栽培には、桃の栽培技術が活かされています。急斜面で桃の栽培が困難な土地も、レモンの畑として生まれ変わりました。この土地は水はけが良く、日当たりも抜群で、その条件が高品質のレモンを育てる要因となっています。さらに、農薬を使用せず、堆肥のみで土を肥やすことで、より自然に近い栽培方法が実現されています。
オリジナルレモネード
なんば農園が提供するレモネードは、化学的な香料や添加物に依存せず、素材そのものの豊かな味わいが特徴です。10%のレモン果汁を使用し、さわやかな酸味とほんのりとしたはちみつの甘さが楽しめる一品です。この本物の味わいは、農園が育てたレモンだからこそ実現されたものです。
支援者へのリターン
クラウドファンディングにおいては、支援者に向けたリターンも多彩です。7,000円のリターンではレモネード3本セットが用意され、13,500円ではレモネードと白桃甘酒のセット、さらにレモンシロップやレモンそのものを含む様々なセットがリターンとして提供されています。これにより、自宅でレモンの魅力を楽しむことができます。
今後の展望
このプロジェクトの目標は、2025年の2月25日まで続き、さらなる資金調達を目指しています。地域特産の桃と新たに加わるレモンの複合経営で、なんば農園の未来が切り拓かれることが期待されています。農業の新しい形を模索しながら、地域とのつながりを深めていくなんば農園の挑戦に注目です。
会社概要
- - 屋号: なんば農園
- - 代表者: 難波 頌治
- - 所在地: 岡山県倉敷市玉島八島2038-1
- - 事業内容: 白桃・柑橘栽培および加工品販売
- - ウェブサイト: なんば農園
お問い合わせ
岡山の自然環境を生かした農業スタイルで、持続可能な未来を築くなんば農園の取り組みに期待が寄せられています。