早稲田大学ビジネススクールがJBCCで優勝!
このたび、早稲田大学ビジネススクール(WBS)のチームが日本ビジネススクール・ケース・コンペティション(JBCC)において優勝を果たしました。この大会は国内のビジネススクールを対象にしたもので、「MBAの甲子園」とも称される重要なイベントです。2023年には27校から152チーム、約700人が参加し、真剣な競い合いが繰り広げられました。
JBCCの概要
JBCCは、学生たちが与えられた経営課題に対して戦略を提案するもので、予選やセミファイナルを経てグランドファイナルが行われます。今年の課題は、愛媛県の空港民営化を題材に、地方の鉄道会社が長期的な経営戦略を策定することでした。特に、経営企画室長の立場から社長に報告する役割が求められ、チームはその準備に力を注ぎました。
競争の中で輝いた提案
WBSのチームは、グランドファイナル進出者の中で唯一、「空港コンセッション不参加」を提案しました。この選択は、対象企業の労働力や資金に関する制約を考慮し、成長を支える資源をどのように捻出するかを深く考え抜いて導き出されたものです。チームは、独自性のある大胆かつ実行可能な戦略を示し、その取り組みが高く評価されました。
受賞のコメント
優勝を受けたチーム代表の平本信敬氏は、次のように述べています。「優勝し文部科学大臣賞、地方創生賞、視聴者賞をいただき、大変光栄です。この3ヶ月間、学内の活動はもちろん、他大学のチームからも多くを学ぶことができました。日本が抱える課題に取り組む全国のMBA生に敬意を表し、感謝の意を表します。WBSとしての初優勝は私たちにとって大きな意味を持っており、支えてくださった皆様に心より感謝いたします。」
JBCC2023の詳細
日本ビジネススクール・ケース・コンペティション2023(JBCC2023)は、立教大学池袋キャンパスで開催され、出場校は以下のとおりです:
- - 青山学院大学大学院
- - 英国国立ウェールズ大学経営大学院
- - 小樽商科大学大学院、
- - 北九州市立大学大学院
- - 九州大学大学院
- - 京都大学大学院など、計27校から152チームが参加。
このような競技を通じて得た経験や知識は、各チームメンバーの今後のキャリアに大いに役立つでしょう。今後のWBSのさらなる活躍にも、期待が寄せられます。
WBSについて
早稲田大学ビジネススクールは、世界で通用する専門的な能力を持つ職業人を育成するための国内屈指のMBAスクールです。MBAプログラムやファイナンス修士プログラムに加えて、多彩な学びの機会を提供しています。これからのビジネス界で必要とされるスキルを身につけるために、学生たちは挑戦を続けています。