KHネオケムの脱炭素取り組み
2024-04-19 15:14:00

KHネオケム、環境評価融資で脱炭素社会に貢献する取り組みを加速

KHネオケムが脱炭素へ向けて動き出す



KHネオケム株式会社は、みずほ銀行と新たに「Mizuho Eco Finance」という環境評価融資契約を締結しました。この取り組みは、企業と共に脱炭素社会への移行を促進することを目的としています。

Mizuho Eco Financeとは?



「Mizuho Eco Finance」は、みずほ銀行が提供する環境評価融資商品であり、企業の環境への取り組みや指数をスコアリングし、一定のスコアを満たす企業に融資を行う仕組みです。KHネオケムは、環境評価モデルで使用される指標において高い水準を達成しており、その結果、今回の契約締結に至りました。

特に評価されたのは、2022年に『気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)』への賛同を表明した点や、Scope1、2、3の温室効果ガス(GHG)排出量を適切に把握し、2030年に2017年度比で30%削減するという目標の設定です。これにより、KHネオケムは環境に対する配慮を行動に移しています。

KHネオケムのサステナビリティへの取り組み



KHネオケムは、企業の使命として「化学の力で、より良い明日を実現する」を掲げています。多くの産業分野において高品質な素材を提供する化学メーカーとして、事業を通じて社会問題の解決にも寄与します。

サステナブル経営を推進し、主力製品である冷凍機油原料は環境に優しいエアコンに欠かせない素材として、地球温暖化の抑制に貢献しています。また、KHネオケムのコア技術であるオキソ反応では、二酸化炭素(CO2)を原料として用い、製造過程で発生したCO2を一部回収し再利用する取り組みを行っています。

未来への展望



KHネオケムは、VISION 2030で「世界で輝くスペシャリティケミカル企業」を目指しています。ESG(環境・社会・ガバナンス)やSDGs(持続可能な開発目標)への積極的な取り組みを進め、国際社会からの要請に対応することで、より持続的な経営を実現していきます。また、継続的にESG関連の情報開示にも努めて、透明性のある企業運営を目指します。

会社概要


KHネオケムは、2010年に設立された化学メーカーで、東京都中央区に本社を置きます。資本金は約8855百万円で、従業員数は831名を超えています。専門的な材料の研究、製造、販売を行い、かつての協和油化からの長い歴史を持つ企業です。

今後もKHネオケムは、脱炭素社会の実現に向けたさまざまな取り組みを強化し、その成果を社会に還元していく決意です。この契約締結がその一助となることを期待しています。

会社情報

会社名
KHネオケム株式会社
住所
東京都中央区日本橋室町2-3-1室町古河三井ビルディング13階
電話番号
03-3510-3550

トピックス(経済)

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