価格.comが新たにマーケティングサービス『Data Compass』をスタート

価格.com、マーケティングサービス『Data Compass』の提供開始

株式会社カカクコムが、顧客のニーズをより深く理解するための新しいマーケティングサービス『価格.com Data Compass』を開始しました。このサービスは、価格.comが持つ豊富なビッグデータを利用して、企業が消費者動向をより正確に把握する手助けをします。

このマーケティングツールは、企業にとって非常に重要な役割を果たします。というのも、近年のビジネス環境では、競争が激化しているため、市場や競合に関する情報の収集が不可欠であるからです。しかしながら、データの幅広さや収集方法において、企業は依然として多くの課題を抱えています。そこで、『価格.com Data Compass』が登場しました。

サービスの特長

このサービスは、アクセスデータや製品マスタデータ、ユーザーのクチコミ、レビューといったビッグデータをじっくりと分析できるWebサービスです。企業は多様な切り口でデータを入手でき、自社製品を他社製品と比較する際の貴重な情報を得ることができます。特に、製品の購入を検討している中間ファネルのユーザーに関するデータが強化されており、市況把握や競合分析に非常に有効です。

想定される活用法

- マーケティング部門: 広告やプロモーションキャンペーンの効果測定、最適化に役立てることができます。
- 商品企画部門: 新商品の開発が進む中で、他社商品との差別化を図るための情報源となります。
- リサーチ部門: 消費者行動や市場のトレンドを探るための効率的なデータ収集が可能です。
- 経営企画部門: 経営戦略の方向性を決定したり、新規事業展開を考える際の素材としても利用できます。

ダッシュボードと分析機能の特徴

『価格.com Data Compass』では、豊富なダッシュボードを備えており、以下のような機能が利用できます。

- オーバービュー: ページビューやショップ遷移数など、最新のアクセスデータを順位形式で表示。
- プロファイル: 直近のアクセスデータやトラフィック動向を詳細に分析することができます。
- トレンド分析: 最大37カ月分のデータを視覚的に比較可能。
- 勝敗分析: 指定した製品に対する競合をリアルタイムで把握できます。

今後の展開

この新しいサービスの導入により、企業はより効果的なマーケティング活動を行えるようになります。カカクコムはサービスの拡張や利便性の向上に日々取り組み、企業とその顧客の架け橋となることを目指しています。

価格.comについて

『価格.com』は、さまざまな商品に関する情報を集約する、生活に役立つ購買支援サイトです。PCや家電、スマートフォンなど多岐にわたる商品の価格やスペック、クチコミを比較し、賢い購入をサポートします。

統計データ

2024年3月の時点で、月間利用者数は約3,984万人を記録。多くのユーザーがこのプラットフォームを利用しています。スマートフォンユーザーは約2,862万人、パソコンユーザーは約1,122万人で、デジタル時代においてもその需要は増加しています。

この『価格.com Data Compass』を利用することで、データの取得が効率的になり、企業は迅速に市場に対する意思決定を行うことが可能になるでしょう。