アジア太平洋地域で"手ぶら観光"を実現するBounceの新しい提携
手荷物預かりサービスを提供する「Bounce(バウンス)」が、アジア太平洋地域の通信事業者アライアンス「WanderJoy(ワンダージョイ)」との提携を発表しました。この提携は、旅行者が手ぶらで観光を楽しむための新しいサポートの形です。 Bounceは、世界中で4,000都市以上、35,000拠点以上を展開しており、日本国内でも650都市、5,000拠点以上でサービスを提供してきました。
提携の背景と目的
最近、アジア太平洋地域では旅行需要が急回復しており、2025年には1,300万人以上の外国人観光客が日本を訪れると見込まれています。これに伴い、東京や大阪、京都といった主要観光地では、コインロッカーの不足や大型荷物を持ち運ぶ際のストレスが問題となっています。 Bounceは、こうした課題を解決するため、カフェやホテル、商業施設の空きスペースを利用したフレキシブルな荷物預かりネットワークを構築。主要都市を中心に5,000拠点を展開し、旅行者が自由に荷物を預けられる環境を整えています。
WanderJoyとは?
WanderJoyは、通信サービスを超えた付加価値を提供することを目的としたアライアンスで、日本のKDDIやシンガポールのSingtelなどの通信事業者が加盟しています。通信各社の強力なネットワークを活用し、アジア太平洋地域の観光体験をデジタル化し、旅行者を支える基盤を構築しています。今回の提携により、WanderJoyに参加する通信事業者のアプリ内で、Bounceの手荷物預かりサービスを優待価格で利用できるクーポンが提供されるため、旅先での移動や観光が一層スムーズになります。
提携によるメリット
提携開始による具体的な展開内容として、日本・シンガポール・オーストラリア・タイ・香港・インドネシア・フィリピン・台湾の8地域でBounceの手荷物預かりサービスがWanderJoyのプラットフォームに統合されます。このことにより、インバウンド旅行者は、公式サイトから簡単にアクセスし、割引価格でボーナスのように預けられるサービスを活用できます。また、持たずに旅する「手ぶら観光」を奨励することにより、観光環境の混雑を緩和し、快適な旅行体験を提供することにも貢献します。
CEOコメント
Bounceの創業者でありCEOのCody Candee氏は、「WanderJoyとの提携により、アジア太平洋地域における旅行者に、自由でストレスのない移動体験を提供できることを誇りに思っています。このパートナーシップを活用し、東京駅や京都駅、大阪駅、浅草駅などの観光地でBounceを利用することで、荷物に煩わされることなく、旅をもっと楽しむことができるよう支援していきます」とコメントしています。
Bounceについて
「Bounce」は、外出先での荷物預かりニーズに応えるため、店舗や施設に空きスペースを提供するプラットフォームです。2019年に米国で創業し、北米・ヨーロッパ・アジア・オセアニアで運営しています。すべての予約はスマートフォンから簡潔に行え、最大100万円までの補償が付いた安心設計が特徴です。日本では、主要な都市で幅広いサービスを展開しています。
詳細は、公式サイトをご覧ください:
Bounce公式サイト