半導体産業の全貌を解明する最新書籍
2025年に入っても引き続き注目が集まる半導体産業。その最新情報が詰まった書籍が、1月8日に発売されました。著者は、長年にわたり半導体関連の業務に携わってきた菊地正典氏。新しい書籍『新・半導体産業のすべて AIを支える先端企業から日本メーカーの展望まで』は、業界関係者や投資家にとって、必見の一冊となっています。
最新版の特徴と内容
本書は、2023年に出版された『半導体産業のすべて』を大幅に改訂し、最新データを反映している完全版です。著者の菊地氏によると、半導体産業は「秒針分歩」の激しい変化の中にあり、たった2年で市場は大きく拡大し、技術進歩が目まぐるしいといいます。新たな生成AIの台頭や各国の半導体メーカーを誘致する競争など、業界全体が変化に直面しています。
本書は、半導体産業を理解するための重要なコンセプトである「製造工程からの整理」を基に、業界構造や主なプレイヤーを詳しく解説。新しく追加された章では、最新の半導体技術の動向や世界のトップ企業38社についても触れています。
妨げられない投資ブーム
最近では、エヌビディア(NVIDIA)を代表とする生成AI関連企業が急成長を遂げ、多くの個人投資家や証券関係者の注目を集めています。このような状況下で、半導体市場はますます重要な位置づけを持ち、企業間の競争も激化しています。本書は、半導体関連業界の理解を深めるための貴重な情報源となります。
書籍の目次
本書は以下の章に構成されています:
- - 第1章: 半導体を取り巻く環境と半導体産業の全体像
- - 第2章: 半導体の製造工程から整理する関連業界
- - 第3章: 各種業界の業務内容と代表的なメーカー
- - 第4章: 半導体とはそもそも何か?
- - 第5章: 半導体の用途と役割
- - 第6章: これからの半導体を展望
- - 第7章: 半導体の先端技術の動向
- - 第8章: 注目の世界の半導体トップ企業38社
- - 巻末資料: 各種関連資料
この書籍は、半導体産業を理解したいと考える読者にとって、非常に役立つ内容となっています。
著者プロフィール
菊地正典氏は1944年に樺太で生まれ、東京大学工学部を卒業後、日本電気(株)に入社しました。以来、半導体業界で多くの経験を積み、その後もさまざまな役職を歴任。2014年には半導体エネルギー研究所の顧問を務めるなど、業界での影響力を持ち続けています。
著書には、半導体だけでなく電子回路やIoTに関する書籍も多く、教育や啓蒙活動にも貢献しています。
書籍情報
- - 書名: 新・半導体産業のすべて AIを支える先端企業から日本メーカーの展望まで
- - 著者: 菊地正典
- - 価格: 2420円(税込)
- - 発売日: 2025年1月8日
- - 発行: ダイヤモンド社
- - 判型: A5・並製・296ページ
この新刊が、これからの半導体産業の理解を助けることでしょう。
詳細は
こちらから。