オンライン矯正支援
2022-06-01 14:00:07

矯正治療を革新するオンラインサポートサービスの登場

矯正治療の新たな形、オンラインサポートの進化



2023年6月2日、株式会社Braceが新たに提供を開始した矯正歯科診療のオンラインサポートサービス「b-ortho」と業務管理プラットフォーム「b-align」が、歯科治療の質と効率を大きく変える可能性を秘めています。これにより、一般歯科医(GP)が行う矯正診療の専門化が進み、患者に対する質の高い治療が実現されることが期待されています。

b-ortho: オンライン診療サポートの概要



「b-ortho」は、一般歯科医と矯正専門医の連携を強化するために開発されたオンラインサポートサービスです。患者は、初診の相談から始まり、様々な検査データの診断や治療方針の決定、治療、経過観察まで一連のプロセスをオンラインで受けることが可能です。これにより、都市部に集中しがちな矯正歯科医の不足を補うことが目指されています。

特に、診療時に使用されるスマートグラス(NTTドコモ提供、GoogleのGlass Enterprise Edition 2)を介して、患者の口腔内画像をリアルタイムで確認し、専門医であるBraceドクターがサポートします。これにより、離れた場所にいる患者でも質の高い治療が受けられるという利点があります。

b-align: 業務管理プラットフォームがもたらす効率化



次に紹介する「b-align」は、矯正歯科に必要な様々な業務を統合的に管理するためのプラットフォームです。これまで紙ベースで管理していたカルテや診断情報をデジタル化し、業務を効率化することが求められています。b-alignは、その役割を果たすために開発されました。

このプラットフォームでは、診療以外の業務もシンプルに管理できるため、歯科医師の負担を軽減し、仕事の効率を向上させます。特に、スタッフの残業を減らすことに寄与し、働きやすい環境の整備にも役立つとされています。

開発の背景とオンライン診療の可能性



このシステムを開発したのは、矯正歯科医の吉住淳と広告業界出身の岩田幸也です。吉住は、米国における遠隔診療の普及を受け、日本でもオンラインとテクノロジーを利用して矯正治療の課題解決に取り組む意義を感じました。岩田も異業種の経験を生かし、患者がさまざまな場所で専門的な診療を受けられるよう新たなサービスの実用化を進めています。

課題解決へのアプローチ



矯正治療の質を向上させるための課題として、一般歯科医の経験不足や地域格差が挙げられます。また、矯正歯科医を非常勤で雇う際の高コストも問題です。このような課題に対し、b-orthoはオンラインサービスを通じて、専門医によるサポートを受けられることから、治療の質を向上させ、コストを抑える役割を果たします。

医療法人社団佑健会の評価



医療法人社団佑健会の理事長・河野恭佑氏は、「b-ortho、b-alignは、これまでの歯科業界にない斬新な内容で驚きました。矯正治療の需要が高まる中、患者さんに安心して提供できるものです」とコメントしています。オンラインで完結できる利点から、時間の節約にもつながりそうです。

今後の取り組みと説明会の開催



株式会社Braceは、6月から一般歯科医を対象にオンライン説明会を開催します。専門的なサポートと高い業務効率を求める方は参加を検討してみてはいかがでしょうか。詳細は公式ウェブサイトで確認できます。

まとめ



「b-ortho」と「b-align」は、これからの歯科治療におけるオンラインサポートの標準を目指しています。質の高い治療を提供する場として、また業務効率の改善を図る手段として、これらのサービスが果たす役割は今後ますます重要になるでしょう。

会社情報

会社名
株式会社Brace
住所
東京都渋谷区渋谷1-8-6VORT渋谷宮益坂 2F
電話番号
050-5527-5354

関連リンク

サードペディア百科事典: 渋谷区 b-align Brace b-ortho

Wiki3: 渋谷区 b-align Brace b-ortho

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。