ゼロフィールドが提供する新しいGPUサーバー
2024年9月4日、株式会社ゼロフィールド(本社:東京都港区、代表取締役CEO:平嶋 遥介)は、ITベンダーやAI開発者向けに特化した新しい生成AI用GPUサーバー「GPU Server for AI」の提供を発表しました。
現代企業における計算資源の重要性
最近のAI関連業界の動向から、計算資源の確保が企業にとって大きな課題となっています。米エヌビディアが発表した2024年5〜7月期の決算では、売上高が前年同期比で約2.2倍の300億ドルを超え、AI向け半導体の需要が急増していることが明らかになりました。このことは、AI技術を活用しようとする企業にとって、計算資源を効率的に確保することがますます重要になってきていることを示しています。
AI導入の進展とニーズ
多くの企業がAI技術を導入する中で、生成AIの活用が業務効率を高め、新たなビジネスを生み出すための鍵となっています。特に、クラウドサービスに依存せず、オンプレミス環境でのGPUサーバーのニーズが高まっています。しかし、自社でのGPUサーバー導入には高コストや運用の専門知識、人材不足などの様々な課題があるのも事実です。このような背景から、ゼロフィールドの「GPU Server for AI」が多くの企業に求められる理由がわかります。
「GPU Server for AI」の強みと特徴
ゼロフィールドが提供する「GPU Server for AI」は、ソフトウェアとハードウェアの両面から企業のニーズに応えるサービスです。数多くのGPUの販売・管理実績を持つゼロフィールドだからこそ、様々なユースケースに対応したサーバー設計が可能です。「GPU Server for AI」には以下のような特徴があります。
1. AIエンジニアによる提案
ゼロフィールドは、AI開発に特化したグループ企業であるトリプルアイズと連携し、AI活用に最適なサーバーの提案を行っています。顧客のニーズに合わせたPoC(概念実証)の開発サポートも手掛けており、より具体的なエンドユーザーの要望に応えられる体制が整っています。
2. 豊富なGPU運用ノウハウ
ゼロフィールドは、15,000枚以上のGPUを運用してきた実績があり、エンジニアとしての立場からも最適な提案が可能です。メンテナンス性を考慮したカスタマイズも行え、利用者にとって使いやすい環境を提供します。
3. 自社データセンターによる安心感
同社は自社でデータセンターを運営しており、GPUサーバーの管理および運用ノウハウに豊富な知識を蓄えています。冷却や電力供給、ネットワーク、セキュリティに関するアドバイスも受けられ、安心して利用できる環境が整っています。
導入事例と利用可能な用途
「GPU Server for AI」は、Generative AI(画像生成、動画生成)、OCR、画像解析、大規模言語モデルの構築、高解像度化処理、CADでのシミュレーションなど、様々な用途で利用が見込まれています。特に、AI開発者向けのワークステーションも準備されており、多様なニーズに応えることができます。
ゼロフィールドが目指す未来
2017年に設立されたゼロフィールドは、これまでに3,500台以上のGPUマシンを開発し、運用実績を重ねてきました。東京商工リサーチの調査によれば、2024年現在、国内における運用実績はNo.1を誇ります。また、トリプルアイズとの提携を通じて、AIシステム開発の分野でさらなる進展を目指しています。
お問い合わせ先
「GPU Server for AI」に関する詳細な情報や導入を検討されている方は、以下の連絡先までお問い合わせください。
株式会社ゼロフィールド GPUサーバー事業部
電話:03-6424-7616(10:00〜19:00 土日祝、特定日を除く)
Mail:
[email protected]
ゼロフィールドは、今後も企業のAIソリューションの構築に貢献し、ビジネスの発展を支援していきます。