日銀、2024年6月「通貨及び金融の調節に関する報告書」を公表

日本銀行は2024年6月28日、国会に提出する「通貨及び金融の調節に関する報告書」を公表しました。

同報告書は、日本銀行が実施する金融政策の現状や今後の展望について詳しく解説したもので、3つのパートに分かれています。

報告書の内容

その1では、金融政策の現状、特に2024年4月以降の金融政策決定会合における議論や決定事項について詳しく解説されています。具体的には、物価安定目標の達成に向けた取り組みや、金融市場の安定化に向けた政策などが示されています。

その2では、金融システムの安定に向けた取組みについて解説されています。具体的な内容としては、銀行の経営状況や金融市場の動向、金融システムのリスク管理などについて論じられています。また、近年注目されている金融テクノロジー（FinTech）に関する取り組みについても触れられています。

その3では、決済システムや国際金融に関する取り組みについて解説されています。具体的には、日本銀行が運営する決済システムの現状や今後の展望、国際的な金融協力の現状などが示されています。