ログミーFinanceと一橋大学の共同研究
株式会社ログミー(本社:東京都港区、代表取締役社長:石本卓也)は、運営する決算説明会などの書き起こしメディア「ログミーFinance」において、一橋大学のソーシャル・データサイエンス研究科加藤諒研究室と共同研究を開始しました。この取り組みは、企業のIR活動を通じて、より良い内容を探求するものです。
ログミーFinanceの背景
ログミーFinanceは、「すべての人にIRを開放する」というミッションのもと、企業と投資家の橋渡しをするIRテックイノベーターとしての役割を担っています。主に決算説明会やIRイベントの内容を詳細に書き起こし、それを一般に公開することにより、企業のIR活動の質と量の向上を図ってきました。この新たなアプローチは、多くの企業から支持を受け、現在では1,500社以上の情報を掲載するファイナンスメディアに成長しました。
企業が情報を開示することは、投資家やその他のステークホルダーとの重要なコミュニケーション手段であり、情報の質が資本コストに影響を与えることも示されています。最近では、サステナビリティやガバナンスに関する情報開示の重要性が一段と高まってきています。
共同研究の目的
本共同研究は、IR活動における優れたコンテンツの探求を目的としています。具体的には、ログミーFinanceを通じて開示される決算説明会の書き起こしテキストを分析し、トピックの構成や内部要因によるダウンサイドリスクとの関連性を検証します。この研究により、IR活動における情報開示が投資家のリスクマネジメントや意思決定に与える影響を明らかにし、より良いコンテンツ作りに寄与することを目指しています。
加藤諒研究室の役割
加藤諒研究室では、ベイズ統計学を用いた欠測データ解析やマーケティング・サイエンス、実証会計学などの領域で研究を行っています。これらの知見を活かし、データが社会にどのように役立つかを探求しています。
ログミーFinanceの展望
この共同研究の結果は、IR活動のさらなる合理化や、企業と投資家とのより強固なコミュニケーションを促進することでしょう。企業側はリスクを適切に開示し、投資家はより良い投資判断を行うための材料を得ることができます。ログミーFinanceは、今後も企業の情報開示の質を向上させる取り組みを進めて参ります。
公式サイト:www.logmi.co.jp