米粉ラーメン「あかり」
2024-01-16 10:00:03

慢性腎臓病患者に最適な減塩グルテンフリー米粉ラーメンの誕生

米粉のつるつるラーメン「あかり」誕生の背景



株式会社八十八研究所は、慢性腎臓病や小麦アレルギーを抱える方々のために、減塩グルテンフリー米粉ラーメン「米粉のつるつるラーメン あかり」を開発しました。この商品は、千葉県八千代市産の米粉を使用しており、食の安全と健康を重視した一品です。

開発の背景:日本人のお米離れと社会課題


最近、日本人の食生活は多様化が進んでおり、特にお米の消費量は減少の一途をたどっています。国民一人当たりの年間のお米の消費量は1962年の118.3kgに対し、2022年には約50.7kgと半減しています。一方で、麺類の消費は増加傾向にあり、2020年の1世帯あたりの消費支出は過去最高の20,602円に達しました。

このような背景から、米を用いた新たな商品開発が求められており、特にグルテンフリーへの関心も高まっています。しかし、国内では安心できるグルテンフリー製品が不足している状況で、これを背景に「米粉のつるつるラーメン あかり」が生まれました。

本商品に込めた代表者の思い


代表の駿河かおりは、2014年にグルテン不耐症を発症し、自らの経験を生かして2020年から米粉教室を運営してきました。特に、2018年には夫が末期腎不全となり、彼女自身が腎臓移植のドナーとなるという経験もしました。その際、厳格な塩分制限を行う中で「命は食にあり」ということを痛感し、このプロジェクトを始めることになりました。

減塩グルテンフリー米粉ラーメン「あかり」 の特徴


「米粉のつるつるラーメン あかり」は、塩分ゼロの麺を実現し、1食あたりの塩分含量はわずか2グラムです。このため、塩分制限が必要な慢性腎臓病患者や高血圧の方に配慮された商品となっています。さらに、小麦アレルギーの方でも安心して食べられるように設計されています。

開発にあたっては、これまでの米粉麺の不満点を解消することを念頭に置きました。具体的には、麺同士がくっついたり、食感が柔らかすぎたりする問題を克服し、しっかりとした食感と麺離れの良さを実現しました。

農家や製造パートナーとの協力


八十八研究所は、千葉県八千代市の地元農家と連携し、米粉を原材料として使用しています。また、岐阜県の小林生麺株式会社と提携し、グルテンフリー専用工場で製造を行っています。これにより、地域密着型のサステナブルな商品づくりを実現しています。

クラウドファンディングの挑戦


「米粉のつるつるラーメン あかり」は、今後クラウドファンディングを通じて、さらなる商品展開を目指します。病気によりラーメンを食べることができない方々と共に、食卓を明るくするためのプロジェクトです。私たちは「食卓から消えた笑顔を取り戻したい」との思いを込めて、支援を募ります。

まとめ


「米粉のつるつるラーメン あかり」は、ただの食品ではなく、食を通じて健康を支えたり、食卓の多様さを提供したりする「新しい価値」を創造するものです。私たちはこれからも、食と健康の重要性を広め、日本の米を活かした商品開発を推進していきます。

会社情報

会社名
株式会社八十八研究所
住所
東京都新宿区新宿6-29-11新宿イーストクロスタワー10F
電話番号
080-1343-5711

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