BlackpandaとSHIFT SECURITY、サイバー防御力強化に向け連携開始

BlackpandaとSHIFT SECURITYの連携について

概要

株式会社SHIFT SECURITYが、サイバーインシデント対応を専門とするBLACKPANDA JAPAN株式会社（以下、Blackpanda）との提携を発表しました。この連携により、Blackpandaの提供するインシデント対応サブスクリプション「IR-1 (アイアールワン)」がSHIFT SECURITYの監視・分析サービスに統合されることが決定しました。サービスの提供開始は2025年9月1日に予定されています。

提携の背景

昨今、サイバー攻撃が巧妙化し、以前は大規模な企業が主要な標的でしたが、今では中小企業もその影響を受けやすくなっています。そのため、中小企業の多くでは専任のセキュリティ担当者を置くのが難しく、初動対応の遅れが問題となっています。このような環境を踏まえ、BlackpandaとSHIFT SECURITYは「備えが難しい企業こそ守る」という方針のもと提携を決定しました。

新しいセキュリティ体制

この提携により、両社の専門性を活かした監視と情報共有体制が構築され、インシデントレスポンスやフォレンジックまでを一貫して提供することが可能になります。具体的には、以下の2つのメリットが挙げられます。

1. 高度なアラート連携

SHIFT SECURITYの監視・分析サービスは、高緊急度のアラートをIR-1に連携させます。これにより、セキュリティ製品のアラートがリアルタイムで共有され、スムーズなインシデント調査が実現します。

2. 専門アナリストの連携

インシデントが発生した場合、SHIFT SECURITYのアナリストが調査を行い、その見解を共有します。これにより、顧客の負担を軽減し、より迅速な対応が可能となります。

企業のコメント

Blackpandaから

Blackpanda代表の平岡正樹氏は、SHIFT SECURITYとの協業を大変嬉しく感じていると述べています。「SHIFT SECURITYは脆弱性診断やセキュリティ監視といった分野でリーディングカンパニーとして、多くの企業からの信頼を得ています。結集された知見と技術力を持つこのチームと連携することで、より実践的なセキュリティ体制を提供できると確信しています。」と語りました。