安井氏が受賞!
2025-01-24 10:32:35

内閣府主催の日本医療研究開発大賞で安井氏が受賞

安井隆雄氏が日本医療研究開発大賞を受賞



Craif株式会社の技術顧問であり共同創業者である安井隆雄氏が、内閣府主催の第7回日本医療研究開発大賞において「日本医療研究開発機構(AMED)理事長賞」を受賞しました。この表彰式は2024年1月17日に首相官邸で開催されました。

Craif株式会社の取り組み


Craifは、尿がん検査「マイシグナル」を展開する企業で、同社の理念は「人々が天寿を全うする社会の実現」です。安井氏の受賞は、同社が推進する健康診断の新たな形への寄与を示しています。未来に向けても、さまざまな疾患の早期発見と治療最適化を目指し、革新的な方法を提案することに力を入れていく所存です。

受賞理由と功績


安井氏が受賞した理由は、彼の研究成果である「ナノワイヤによる細胞外小胞の包括的解析とリキッドバイオプシーへの展開」です。リキッドバイオプシーとは、血液や尿、唾液など体液を用いた検査方法で、従来の腫瘍組織を切除して行う方法に比べて、患者への負担が軽減され、頻繁な検査が可能だという特長があります。

安井氏は、リキッドバイオプシーの解析対象として注目を浴びる細胞外小胞体を捕捉するために「ナノワイヤ」という新素材を活用しています。この技術により、尿1ミリリットルという少量からがんを早期に検知する可能性を示しています。

社会実装に向けた取り組み


Craifは、安井氏の技術を社会実装するために、大学発のベンチャー企業として共同創業し、がん早期検知技術の承認を得るための多施設共同臨床試験を進めています。特に、AMEDが支援する医療機器等の先進的な研究開発プロジェクトとして、超高精度で無侵襲ながん診断を目指す取り組みが進行中です。

受賞賞について


日本医療研究開発大賞は、医療分野における研究開発の進展を促進し、国民の理解と関心を高めることを目的として制定されました。特に、若手研究者の奨励に重きを置いており、顕著な功績が認められた事例が表彰されます。

安井隆雄氏の経歴


安井氏は東京科学大学生命理工学院の教授であり、これまでに多くのプロジェクトに関与してきました。2018年には名古屋大学大学院工学研究科の准教授を務めるなど、その研究はがん細胞から正常細胞への輸送にまで及んでいます。

Craif株式会社のビジョン


Craifは、がんの早期発見や個別化医療に向けた次世代検査の研究・開発を行っています。また、クリアファイ社の「マイシグナルシリーズ」はマイクロRNAを用いたがんリスク検査をシリーズ展開しており、利用者が自分自身のリスクを理解しやすいように設計されています。

「マイシグナルシリーズ」により、がんのリスクを評価することで予防と早期発見を加速させる取り組みが進められています。これにより、未来の医療がより快適で負担の少ないものになることが期待されます。

さらに詳細や最新情報はCraifの公式サイトにてご確認いただけます。
Craif公式サイト


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会社情報

会社名
Craif株式会社
住所
東京都文京区湯島2丁目25番7号本郷ITPオフィス5階
電話番号

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