日本酒とNFTの新時代
2022-06-18 19:00:01
新たな日本酒体験『sake-tsugi』がもたらすNFTと伝統の融合
日本酒とNFTの新たな挑戦
日本の伝統的な酒造りと最先端技術が融合した新しいプロジェクト『sake-tsugi』がスタートしました。hummingbirdによるこのプロジェクトは、世界で初めて日本酒ボトルと1対1で紐づく、1,152種類のNFTアートと異なるラベルデザインを組み合わせたものです。この取り組みにより、日本酒の新たな楽しみ方やコミュニティの形成が期待されています。
日本酒とNFTの革新
『sake-tsugi』は、日本酒の手に取りやすさを重視しつつ、個性豊かなNFTアートを取り入れることで、消費者に特別な体験を提供します。購入者はNFTアートを所有することで、同じデザインの日本酒ラベルと、その酒蔵に繋がるコミュニティへの参加権を手に入れることができます。これにより、地元の酒蔵との交流の場も生まれ、Web3の理念である参加型社会が実現されます。
3つのコンセプト
このプロジェクトの背後には、3つのキーコンセプトがあります。
1. 縁 - en -: 飛騨高山の酒蔵とのつながりを大切にし、オーナーと蔵元が新たに結ばれることで、リアルなコミュニティ体験を育みます。
2. 継 - tsugi -: 伝統の日本酒製造技術とブロックチェーンの先端技術を融合させ、新たな酒造体験を提供します。
3. 季 - ki -: 日本の四季の変化にインスパイアされたアートが各NFTに込められており、風情ある食文化の深さと美しさを表現します。
限定コミュニティの魅力
このNFTは移転が不可ですが、蔵元との関係が築かれる特別な体験を提供します。NFTを通じてアクセスできる限定コミュニティでは、今後発売予定の新商品への購入権が得られるなど、他では味わえない特典が用意されています。これにより、仲間と共に日本酒文化を楽しむ新たな機会が生まれます。
漠然とした数字の意味
プロジェクト名にある1,152は、24の季節 × 3つのフェーズ × 16のランダム性を掛け合わせた結果です。日本の季節感を尊重しながら、食文化を反映させた多様性あるデザインが展開されます。
プロジェクトを支える人々
本プロジェクトは、東京大学と東京藝術大学のクリエイターによるコラボレーションで進められています。須田隆太朗氏はブロックチェーンに関する知識を生かし、青山奈津美氏は国際的な視野を持つ起業家としてこのプロジェクトを推進しています。また、NFTアートは、東京藝術大学の学生・林宋其氏が手がけるなど、若い才能が集結しています。
これからの展望
『sake-tsugi』は、日本酒とNFTの可能性を広げるだけでなく、若い世代との新たな交流を促進し、伝統文化を次世代に引き継いでいく重要な役割を担っています。日本酒に新たな風を吹き込むこのプロジェクトの今後に注目です。
会社情報
- 会社名
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合同会社VUIKU
- 住所
- 東京都北区滝野川6丁目26-3
- 電話番号
-
070-2807-0017