川崎市立新小倉小学校での特別な取り組み
川崎市幸区に位置する新小倉小学校では、開校以来初めての校歌制作が進行中です。このプロジェクトは、6年生の児童が自ら提案し始まったもの。今春に開校したこの学校の理念を反映した校歌を創り出すため、SHISHAMOのギター担当、宮崎朝子さんが作詞・作曲を手がけることになりました。
校歌制作の経緯
児童たちは、同校内の全児童から「校歌に入れたい言葉」を募り、選定を行いました。その中から選ばれた言葉8つには、新小倉小学校の教育目標である「新しい自分をつくる 未来をつくる」といった理念が反映されています。これをもとに、宮崎さんとの対話が実現し、直接言葉の意図や思いを伝える貴重な機会となりました。
宮崎さんの訪問
7月17日、宮崎朝子さんが学校を訪れ、児童たちとの意見交換が行われました。この交流の中で、児童たちはそれぞれの思いを込めた言葉を伝え、宮崎さんがどのように楽曲に取り入れるかを一緒に考えることができました。
選ばれた言葉
児童たちが考えた校歌に入れたい言葉は以下の通りです:
- - 新小倉・虹色のパズル
- - 自分をつくる・新たな絆
- - 未来をつくる・ともに歩む
- - 虹色のピース・バトンを繋ぐ
これらの言葉には、「新小倉小学校ならではの絆」や「未来への希望」といったテーマが込められており、宮崎さんも感銘を受けた様子です。児童たちからは、「全校の思いを背負って伝えられて良かった」との嬉しい声が上がりました。
今後の展開
宮崎さんは、この児童たちが選んだ言葉をもとに校歌を作り上げるプロセスに期待を寄せています。校歌は12月13日、開校記念式典でお披露目される予定で、それまでの間にどのような楽曲に仕上がるのか注目です。
さらに、子どもたちの思いが詰まった校歌は、世代を超えて校の誇りとして歌い継がれていくことでしょう。この新しい校歌がどれほどの感動を呼び起こすのか、今から楽しみでなりません。
宮崎さんと児童の交流の思い
「今日伝えていただいた一つ一つの言葉の意味をしっかり考えながら新小倉小学校らしい校歌をつくっていきたいです」と語る宮崎さん。これに対し、児童たちも「新小倉小学校にしかない校歌を作りたい」と意気込む姿が印象的でした。彼らの情熱で生まれる校歌が、多くの人々に愛されることを願っています。