大阪保健医療大学公開講座「ことばと聴こえを科学する」
2024年度、大阪保健医療大学で言語聴覚士を目指す方々や保育・教育に関わる方々のために、シリーズ公開講座「ことばと聴こえを科学する」が開催されます。この講座は、言葉と聴こえにまつわる様々なテーマを取り扱い、参加者が新たな知見を得ることを目的としています。特に言語聴覚領域はまだ一般に広く知られていないため、その重要性や専門性について深く理解してもらう貴重な機会です。
講座の内容と参加対象
この公開講座では、言語聴覚士として活躍する現役の専門家や、本大学の教員が講師を務め、言葉や聴覚、コミュニケーション支援の具体的な実践について触れます。以下のような方々に特におすすめです:
- - 小学校教員や保育士、児童発達支援事業所のスタッフ
- - 音声学や言語学に興味のある大学生
- - 子供の発達に関心のある方
- - お子さんの発音に悩む親御さん
- - 介護を行うご家族の方
参加希望者はどなたでも大歓迎です。また、事前予約が必要で、申し込みは公式ウェブサイトから可能です。
第3回シリーズ公開講座について
2025年2月22日(土)には、第3回目として「言語聴覚士の仕事~臨床の現場から~」が行われます。
講座の目的
この講座は、言語聴覚士の業務の多様性を紹介し、臨床現場での具体的な役割や日常の取り組みについて詳細に知ってもらうために企画されました。現場で活躍する言語聴覚士が、急性期病院、回復期病院、小児分野における実情を掘り下げて紹介します。
開催日と時間
- - 日付: 2025年2月22日(土)
- - 時間: 13:00〜15:10(受付は12:30から)
- - 場所: 大阪保健医療大学 2号館
- - 参加費用: 無料(事前申し込みが必要)
開催場所は、大阪メトロの「天満橋」駅やJRの「大阪天満宮」駅から徒歩約10分です。定員は150名となっており、申し込みが先着順であるため、お早めに登録をおすすめします。
過去の講座について
昨年12月に開催された第2回講座は「聴こえにまつわる耳寄りな話」と題し、聴覚障害の原因や補聴器の使用方法について学ぶ場を提供しました。このように、過去の講座も非常に好評で、多くの参加者が新しい知識や実践的な技術を身につけています。
参加者からは「聴覚障害について具体的な理解ができた」「補聴器の正しい使い方を学べた」といった声が寄せられており、今後も続くシリーズ講座への期待が高まっています。
言語聴覚専攻科について
大阪保健医療大学の言語聴覚専攻科は、4年制大学卒業者を対象にした2年課程で、医療現場での即戦力となる言語聴覚士を育成しています。専門的な知識や技術を身につけ、患者のより良い生活を支えることを目指します。
このような講座を通じて、言語聴覚士の重要性を広め、地域社会に貢献する人材になれるよう努めています。皆様の参加を心よりお待ちしております。