AI-OCR新機能登場
2025-11-05 14:34:27

株式会社シムトップスが現場帳票システムにAI-OCR新機能を導入

株式会社シムトップス、現場帳票システムに新機能を追加



東京都品川区に本社を構える株式会社シムトップスは、現場帳票デジタル化システム「i-Reporter」に新たにエッジAI型の高速OCR機能「i-Repo EdgeOCR」を追加することを発表しました。この新機能は、2025年11月5日から正式にリリースされ、先行リリース期間中に113社からのフィードバックを受けて、機能の向上やAI精度の改善が行われました。

i-Repo EdgeOCRとは?



「i-Repo EdgeOCR」は、現場の情報を効率的に取り扱うために開発された最先端のOCR機能です。日本語、英数字、記号、さらには金属刻印文字まで様々な情報をiOS/iPadOS端末で一括読み取りし、帳票への自動記録を可能にします。この技術により、従来のクラウドベースのOCRでは実現が難しかった、高速かつ安全な読み取りが実現されています。特に、現場作業での転記ミスや手入力の工数を削減し、記録の質とスピードを両立させることが可能です。

主な特徴


  • - 転記作業の完全自動化: 品名や品番、ロット番号など、目視確認と転記作業が自動で行われ、作業時間を最大100%短縮。
  • - 正誤判定の自動化: 照合データ表との自動比較により、読み取りと同時に正確さを判定します。
  • - 高精度の情報読み取り: 各種文字や金属刻印文字、DataMatrixコードに対応し、信頼性の高い読み取りが可能。
  • - 一括同時読み取り: 15種類のバーコードと文字情報を同時に読み取ることができます。
  • - エッジAI処理: デバイス内での読取が完結し、オフラインでも動作が可能。
  • - 現場業務特化型機能: 特定の状況や条件に応じた補助機能が搭載されています。

先行リリースの実績


この新機能の先行リリースは2025年7月30日から10月30日までの3ヶ月間実施され、113社の参加企業から約40件のフィードバックを収集したことで、多くの改善が図られました。また、UI/UXの改善やAI精度向上が行われた結果、ユーザーの操作性が格段に向上し、データ処理の精度も安定したとのことです。

ユーザーの声


先行リリースに参加した企業では、EdgeOCRを活用することで、受入検査や棚卸作業を効率化したとの意見が多く寄せられています。特に10桁以上の長い文字列に対応しているため、従来は写真で記録していた情報もデータ化でき、トレーサビリティが強化されたと評価されています。

また、「OCRはクラウドで行うもの」という常識を覆すこのツールは、オフラインで動作するため、現場でも即座に利用可能であり、これが大きな利点となっています。結果として、入力作業の効率化や精度の向上が実現されています。

今後の展開


シムトップスは、正式リリース後も引き続き機能改善に努め、次回の大型アップデートでは新たに四角自動認識モードが追加される予定です。これは、現場でのラベル読み取りをさらにスムーズにすることを目指しています。

お問い合わせ・申し込み


製品に関する詳しい情報は、公式サイトをご覧ください。お電話やメールでのお問い合わせも受け付けています。現場帳票のデジタル化を実現したい方は、ぜひ「i-Reporter」をご検討ください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

会社情報

会社名
株式会社シムトップス
住所
東京都品川区上大崎2-25-2新目黒東急ビル10F
電話番号
03-5721-4610

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。