IBM Envizi ESG SuiteがFedRAMP認証取得、連邦政府機関のESGデータ管理を支援
IBM Envizi ESG SuiteがFedRAMP認証取得、連邦政府機関のESGデータ管理を支援
2024年10月24日、IBMは、ESGデータ取得、分析、レポート作成ソリューションであるIBM Envizi ESG Suiteが、米国政府機関のクラウドセキュリティ認証制度であるFederal Risk and Authorization Management Program(FedRAMP)の認証を取得したと発表しました。
IBM Envizi ESG Suiteは、すべてのESGデータを管理する単一のデータ基盤として設計されています。組織がESGデータの取得と管理を自動化し、分析、レポート作成、脱炭素の機会を特定するのに役立ちます。本ソリューションは、連邦政府機関のFedRAMP MarketplaceのAnalyticsおよびData Managementのビジネスカテゴリーで提供されています。
連邦政府機関のESGデータ管理の課題
30万棟以上の建物、400万人の職員、6億4,000万エーカーの公有地の管理、年間7,000億ドルの物品・サービス購入など、ESG原則を支持する連邦政府の役割は拡大し続けています。ESGデータの収集、分析、報告において、各機関はより真摯で透明性の高い取り組みを行うよう求められています。
しかし、データの質の低さ、データの断片化、複雑さといった障害に加え、刻々と変化する報告規制が、進捗状況の測定や成果の報告を困難にする可能性があります。
IBM Envizi ESG Suiteが提供するソリューション
IBM Envizi ESG Suiteは、これらの課題を解決するために、ESGデータの収集と分析を自動化し、報告プロセスの合理化を支援するソリューションを提供します。エラーを最小限に抑え、データの選別に費やす時間を削減することで、実行可能な戦略に変えることができるデータインサイトを提供します。
IBMの米国連邦市場テクノロジー担当ゼネラルマネージャー、ヴァネッサ・ハント氏のコメント
IBMの米国連邦市場テクノロジー担当ゼネラルマネージャーであるヴァネッサ・ハント氏は、「ESGは政府に影響を与え、政府はより広範な社会や市民に影響を与えます。連邦政府の規模を考えると、政府機関が模範を示す機会があります。IBM Envizi ESG SuiteがFedRAMPの認証を受けたことで、連邦政府機関は、ESGデータが保護されているという自信を持って、その機能を利用することができます」と述べています。
まとめ
IBM Envizi ESG SuiteのFedRAMP認証取得は、連邦政府機関におけるESGデータ管理の信頼性とセキュリティを向上させる重要な一歩となります。本ソリューションは、政府機関がESG関連の目標達成に向けて、より効果的な取り組みを進めるための強力なツールとなることが期待されます。
会社情報
- 会社名
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日本アイ・ビー・エム株式会社
- 住所
- 東京都港区虎ノ門二丁目6番1号 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー
- 電話番号
-
03-6667-1111