近畿大学九州短期大学、フードドライブに参加
近畿大学九州短期大学が2025年2月13日、福岡県飯塚市のカーブス飯塚庄内店が開催するフードドライブイベントに参加します。このイベントでは、賞味期限が切れそうな災害時の備蓄食料を寄付することを目的としています。
フードドライブとは、学校や職場といった組織が家庭から缶詰やレトルト食品を集め、福祉施設などへの寄付を通じて食品ロスを減少させる運動です。近畿大学九州短期大学は、この活動を通じて防災の重要性を再認識するとともに、地域貢献を図ります。
寄付の目的と取り組み
大学は、災害時における学生支援や地域への貢献を目的として、日常的に食品の備蓄に努めています。災害発生時には、食料が不足する事態を防ぐために、定期的に備蓄食料の管理と補充を行っています。このたびの寄付では、保管期間を経た賞味期限切れ前の食料品が対象です。
近畿大学九州短期大学は、これまでフィットネスクラブ運営のカーブスジャパンが行ってきたフードドライブに毎年参加しており、約14万3千人が参加した令和6年(2024年)のイベントでは、190トンの食料が集まりました。
寄付された食品は741の福祉施設や団体(児童養護施設や母子生活支援施設など)に届けられています。大学は今回のフードドライブで、合計228点の食品を寄付予定で、内容には保存水12本、パン72個、ミニクラッカー72個、ミルクビスケット72個が含まれています。
フードドライブの実施概要
- - 日時: 2025年2月13日(木)14:00~14:10(予定)
- - 場所: カーブス飯塚庄内店(福岡県飯塚市有安691、JR福北ゆたか線「新飯塚駅」から西鉄バス「仁保」降車すぐ)
- - 寄付内容: 保存水(2L)12本、パン(缶詰)72個、ミニクラッカー(缶詰)72個、ミルクビスケット(缶詰)72個
課題への注目
今回の取り組みは、食品ロス削減に向けた誠実なアプローチです。近畿大学九州短期大学は、未来に向けて地域コミュニティとの連携を深め、災害時でも安心できる食の安全保障を目指します。食品ロス問題は私たちの社会全体に関わる重要な課題であり、その対策は今後ますます重要性を増すことでしょう。
このような取り組みを通じて、他の団体や学校も参加を促され、多くの人々に啓発されることを期待しています。
詳細な情報やさらなる活動については、
九州短期大学の公式サイトをご覧ください。