11月の角川新書:新たな科学と歴史の探求に挑む作品群
株式会社KADOKAWAは、11月8日(金)に角川新書から新刊3作品を発表します。これらの書籍は、科学と歴史の両面から人や組織が達成した成果と直面する限界を深く考察し、読者を思索の旅へと誘います。
発売作品一覧
1.
『AIにはできない 人工知能研究者が正しく伝える限界と可能性』(著:栗原 聡)
2.
『駿甲相三国同盟 今川、武田、北条、覇権の攻防』(著:黒田基樹)
3.
『象徴のうた』(著:永田和宏)
この機会に是非、各作品のお手に取ってみてください。
さらに、角川新書の公式Twitter(
@kadokawashinsho)では最新情報を発信中です。
『AIにはできない 人工知能研究者が正しく伝える限界と可能性』
この作品では、現代の生成AIの進化とその限界について深く掘り下げています。著者の栗原聡は、AI技術が急速に進化する中で、AIが持つ創造性の限界やその先にある次世代の可能性について議論します。AIは万能ではなく、その特性を理解することが、次に何をすべきかを考える手助けになるというメッセージが込められています。
著者プロフィール
栗原聡氏は、慶應義塾大学の教授であり、人工知能学会の会長を務める専門家です。多くの研究に従事しており、AIの限界と可能性を探る著作も多数発表しています。定価は920円(税別)、全240ページです。
『駿甲相三国同盟 今川、武田、北条、覇権の攻防』
この歴史書では、日本の戦国時代における三国の同盟とその崩壊のプロセスに焦点を当てています。駿河の今川、甲斐の武田、相模の北条が結んだ稀有な攻守同盟の全貌を追っており、その歴史的背景や当時の社会情勢などを詳細に検証しています。
著者プロフィール
黒田基樹氏は日本中世史の専門家で、駿河台大学教授として数多くの著作を手掛けています。この著作は、330ページ、定価1,000円(税別)で販売されています。
『象徴のうた』
本書では、日本の天皇制の象徴性について探求し、平成の天皇皇后が持つ意味を読み解いていきます。戦後の慰霊の旅や被災地訪問など、象徴としての責任を果たしてきた両陛下の御製に込められた思いを掘り下げます。
著者プロフィール
永田和宏氏は、京都大学名誉教授であり、著名な歌人としても知られています。日本文化や歴史に精通し、深い洞察をもって本書に臨まれています。
定価は1,000円(税別)、全288ページです。
最後に
三作品全てに共通しているのは、人間がどのように未来を切り開いていくのか、そのためには何を理解し実践すべきかを問う姿勢です。AI技術や歴史的な知見を通して、私たちが直面する課題と向き合っていくためのヒントが詰まっています。興味をそそる内容満載の角川新書をぜひお手に取ってみてください。