2024年版 ママたちのアプリ・ネットサービス利用調査結果
日本最大級のママ向け総合情報サイトである「ママスタ」は、育児を支えるためにどのようなアプリやネットサービスを利用しているかを探るため、2024年の「アプリ・ネットサービスランキング」を発表しました。この調査は、2013年から続く11年間にわたる取り組みであり、年ごとのママたちの利用状況の変化を明らかにしてきました。
調査の概要
2024年の調査は、全国の子育て世代の女性1,083名を対象に実施され、2024年11月21日から11月28日までの期間にインターネットアンケートによって収集されました。調査の形式は、各ジャンルにおける代表的なアプリやネットサービスの中から「一週間に一回以上使用している」ものを選ぶ方式となっており、多くのママたちの生活に寄与しているサービスが浮き彫りになりました。
LINEが11年連続でトップ
今回の調査結果で特筆すべきは、育児中のママたちが最も利用しているアプリが「LINE」で、93.2%の支持を得ていることです。LINEは、日常的な連絡手段として欠かせない存在となっており、忙しいママたちの生活の中心に位置しています。
次いで「Yahoo!」(71.3%)、そして「YouTube」(63.9%)が続きます。これらは情報収集や連絡の際に非常に役立つツールとして広く利用されており、特にYouTubeはママたちが育児の合間に楽しむコンテンツを提供していることからも安定した人気を誇っています。
さらに、ママたちのリフレッシュ目的で使用される「Instagram」(58.7%)や「漫画アプリ」(44.2%)も注目され、娯楽や気分転換に活用される傾向が見られました。こうした結果から、ママたちのニーズに応えるために、実用性だけでなく楽しみも重要視されていることが伺えます。
動画配信サービスが高い支持率
また、サブスクリプションサービスに関する調査結果も興味深いものでした。約7割のママが何らかのサブスクを利用しているという結果が出ており、特に「動画配信サービス」の利用が53.6%で最も多いことが明らかになりました。NetflixやAmazon Prime Videoといったプラットフォームは、育児の合間や家族でのリラックスタイムに最適なコンテンツを提供しており、多忙なママたちにとっての癒しともなっているようです。
生成AIの認知度
一方で、生成AIに対する認知度はまだ限られたものでした。ChatGPTやGeminiなどの生成AIに関する質問では、実に65.3%のママたちが「まったく利用したことがない」と回答。よく利用する人はわずか2.2%であり、生成AIの概念や利用法について知らない人も多いことが示されました。これからの生活において、生成AIがどのようにママたちに活用されていくのか、これからの展開が期待されます。
まとめ
このように、ママたちは日常の効率化やリフレッシュを目指すアプリやサービスを的確に活用している一方で、新しいサービスやトレンドについてはまだ広がりを見せていないことがわかりました。「ママスタ」では、今後もママたちがどのようにアプリやネットサービスを利用しているかを継続的に調査し、時代の変化に対応した情報を提供していく予定です。社名のインタースペースは、今後もママたちの生活を支えるプラットフォームを目指していきます。
参考リンク