DELISPECTがAMEDのデジタルヘルスケア事業に採択
株式会社DELISPECTは、東京都中央区に本社を構える企業で、革新的な医療技術開発に取り組んでいます。この度、同社の「せん妄対応支援プログラムに関する研究開発」が、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の令和7年度「デジタルヘルスケア開発・導入加速化事業」に正式に採択されました。この採択は、医療機関や患者に対して多くの恩恵をもたらすことが期待されています。
デジタルヘルスケア事業の目的とは
AMEDによるデジタルヘルスケア事業は、医療の高度化や効率化を進めることを目的としています。これにより、医療費の削減や医療機関への効果的なプログラム医療機器の導入が進むことが期待されています。本事業は、医療現場におけるエビデンスに基づく導入促進を通じて、新しい市場の形成を目指しています。
DELISPECTはこの事業を通じて、独自のAI技術を活用したせん妄対応プログラムの有効性を検証し、せん妄に苦しむ患者やそのご家族、そして医療従事者により良い解決策を提供することに努めます。
せん妄とは何か?
せん妄は、入院患者の20%から30%が経験するとされる意識障害で、その症状は多岐にわたります。しかし、世界中の医療サービスにおいて、せん妄に対する効果的な対策が存在しないのが現状です。その結果、せん妄に伴う身体機能や認知機能の低下、医療従事者の肉体的・精神的な負担、さらには入院日数の長期化に伴う医療コストの増加といった問題が生じています。
せん妄対応支援プログラムの特長
DELISPECTのせん妄対応支援プログラムは、患者の診療情報を基にしたAIによる発症予測を行います。独自技術により、各患者に最も適したせん妄対策を医療従事者に提案する世界初のAI医療機器です。このプログラムを使用することで、せん妄の早期発見や予防的対応が可能となり、結果としてせん妄の発症率を低下させることが期待されています。
株式会社DELISPECTの使命
DELISPECTは、国立がん研究センターから生まれたスタートアップとして、せん妄の予測技術に特化した企業です。高齢者の身体機能や認知機能の低下を引き起こし、医療従事者に多大な負担を与えるせん妄に対して、同社はAIを駆使した革新的な対策を開発しています。その使命は、せん妄に関連するあらゆる医療課題を解決することです。
今後もDELISPECTは、せん妄対応支援プログラムを通じて医療界に変革をもたらし、より多くの患者と医療従事者を助ける取り組みを続けていくことでしょう。
この記事に関するお問い合わせは、株式会社DELISPECT(所在地:東京都中央区日本橋室町1-11-12 日本橋水野ビル7F、E-mail:
[email protected]、
公式ウェブサイト)へどうぞ。