水上ドローン実証実験
2026-02-02 13:44:57

兵庫県で水上ドローンによるダム測量の新しい実証実験を実施

兵庫県での水上ドローン実証実験



最近、兵庫県において古野電気株式会社が水上ドローンボートを用いたダム測量の実証実験を実施しました。この実験は、堆砂量の計測効率を向上させ、データの3Dマップ化を図ることを目的としています。

実施の背景と目的



兵庫県土木部は県内21のダムを管理しており、1~2年ごとに堆砂測量を行っています。これまではシングルビームソナーや錘を使ったアプローチを利用し、堆砂の量を算出していました。しかし、この方法では精度や効率に課題が残っていました。最近では、測量作業の省力化やコスト削減、さらにデジタル化が求められています。

そこで古野電気は、その新たな水上ドローンボート「FBUSV-1」を使い、これらの課題に挑戦しました。このドローンにはマルチビームソナーが搭載されており、測定範囲が広く、効率的かつ正確に堆砂を計測できる特徴があります。

実験の詳細



実験は2025年11月6日に行われ、青野ダムで約40ヘクタールの面積を測量しました。過去の測定線に沿ってダムを横断する形での計測が行われました。マルチビームソナーを使用することで、少ない側線数でダム全域をカバーし、細かな堆砂の形状を把握することが可能になりました。

計測の進化


従来のシングルビーム方式では、準備や撤収で2.5時間、計測に3時間を要しましたが、FBUSV-1では準備・撤去に0.5時間、計測には2時間と、大幅な工数削減が実現しました。特に自動航行機能の搭載により、艇体を操船することなく高精度な計測が可能となりました。

FBUSV-1の特徴



FBUSV-1は古野電気が開発中の小型水上ドローンボートで、エントリーモデルとしての設計がなされています。軽量でコンパクトなため、少人数での操作が可能で、有人船が入れない浅瀬でもデータ収録が行える点は大きな利点です。また、現場での運用が容易なように配慮されています。

具体的な機能

  • - 導入しやすさ:最小限の知識で扱える簡易システム
  • - 使いやすさ:軽量・コンパクト設計で、少人数での作業が可能
  • - 安心設計:船体やソフトウェアまで一括設計されており、サポートも充実

未来への展望



古野電気は「安全安心・快適、人と環境に優しい社会・航海の実現」をビジョンに掲げ、今後も技術革新を進めていく方針です。水上ドローンはダムだけでなく、ため池や河川、湾岸でもの活躍が期待されており、様々な分野でその可能性が広がっています。

この実証実験は、単なる測量の効率化に留まらず、今後の技術発展や業務改善に向けた重要な一歩となるでしょう。古野電気は今後も最新の技術と共に、地域社会に貢献していくことを目指します。

問い合わせは、古野電気株式会社の技術研究所 ビジネスラボまで。


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会社情報

会社名
古野電気株式会社
住所
兵庫県西宮市芦原町9-52
電話番号
0798-65-2111

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