経営者の想いを未来につなぐ新たな挑戦
2025年10月14日、東京にて、株式会社C&R EVERLASTING STORY(C.R.E.S.)の設立記念パーティーが盛大に開催されました。このイベントには60名以上のプロ経営者が集まり、事業承継の重要性や未来への希望を語りました。このプログラムは、特に中小・ベンチャー企業の事業承継を支援することを目的としており、経営者たちはそれぞれの経験や想いを共有しました。
C.R.E.S.の設立背景
日本は、現在、事業承継に関して重大な危機に直面しています。約100万社が後継者不在に悩み、多くの企業が立ち行かなくなっています。これに対抗し、C.R.E.S.は大企業での豊富な経験を持つ経営者たちが、中小・スタートアップ企業の文化と理念も尊重しながら事業承継に挑む新しい取り組みを起こしました。
井川幸広会長は、「後継者がいないという状況は、会社だけでなく、その会社に所属する従業員や地域の文化をも失うことにつながる」と危機感を示しました。井川氏自身がこれまでに手掛けてきた事業承継の実績に基づき、C.R.E.S.の設立へと至ったのです。
設立記念パーティーの内容
設立記念パーティーでは、C.R.E.S.が掲げる「想いごと託せる事業承継」というテーマの下、大手企業での経営経験を持つゲストスピーカーが登壇し、実体験に基づいた意見を述べました。参加者たちによる熱い意見交換も行われ、実際に経営の現場で生じる悩みや解決策について活発に議論されました。
当日参加者は、経営者としての挑戦や、企業理念を守りながら新たな事業を築く難しさなど、リアルな声を共有。「TOP MANAGEMENT CLUB」という新コミュニティも発足し、企業の経営課題について、一緒に考え、解決していく場の重要性が理解されました。
C.R.E.S.の未来と目指すビジョン
C.R.E.S.は、2025年7月に事業承継をテーマにした専門誌「C.R.E.S. PARTNERS MAGAZINE」を創刊し、経営者に向けた情報発信も行う予定です。また、2026年1月には次世代を担う社長候補向けの実践プログラムも開校予定です。これにより、現役経営者だけでなく新たに経営を志す者たちにも学びの場が提供されることになります。
C.R.E.S.は、ただ事業承継を行うのではなく、「魂ごと未来へつなぐ」ことを大切にし、企業の理念や文化を後世へと伝えていくことを使命としているのです。
経営者へのメッセージ
「最後の決断をされる際、プロ経営者たちに信頼できる選択肢を提供することがC.R.E.S.の使命」と山本敦史社長が語るように、企業の多様性を知り、経営のノウハウを持つプロフェッショナルが集まるC.R.E.S.は、オーナー経営者に寄り添った新しい事業承継の手法を確立しています。これは単なる引き継ぎではなく、経営者たちが共に学び、成長していく過程をも含むものなのです。
このように、C.R.E.S.は事業承継の課題に真正面から向き合い、経営者たちの想いをつなぐ未来への挑戦を続けます。