新たな適性検査『INOBER』が採用の現場を変える
労働人口の減少が続く日本において、企業と求職者間のミスマッチが重要な課題となっています。これにより、企業は有能な人材を逃す可能性が高まり、求職者も希望する環境での就職が難しくなるといった機会損失が発生しています。そんな中、適性検査『INOBER』が、求職者と企業の相性を測る新たなアプローチを提案しています。
背景と開発の目的
選考過程で生じるミスマッチは、主に入社後に直面する人間関係や職場の雰囲気によって生じることが多いという調査結果があります。これを解決するために、株式会社Meta Anchorでは最新の組織心理学を活用し、組織文化や既存社員との関係性を測ることができる適性検査『INOBER』を開発しました。
『INOBER』は、まず既存社員を対象に適性検査を行い、その結果を基に組織カルチャーを特定し、次に求職者を評価。これにより、候補者が企業にフィットするか、また既存社員との兼ね合いを事前に把握できる仕組みを採用しています。これらの検査はスマートフォンやPCで手軽に実施でき、所要時間は約20分です。
伝統的な適性検査の限界
従来の適性検査は、候補者の人格やスキルについての分析にとどまり、実際に配属される組織との相性や上司との関係性までは把握できていませんでした。それが理由で、優れた人材であっても早期退職を選ぶケースが見受けられました。『INOBER』はこうしたリスクを軽減するため、入社前に候補者の組織カルチャーとの相性を評価することができます。
多様な活用シーンと期待される効果
また、マネジメントや組織構築の場面でも役立つよう設計されており、採用活動だけでなく様々な人事業務に応用が可能です。これにより、組織全体の力を向上させる効果も期待されます。
実績と今後の展開
昨年12月にβ版をリリースし、50社以上での利用を経て、今年7月より正式リリースとなりました。これまでに1700名以上の受検者が『INOBER』を利用し、企業の人材採用にも大きな影響を与えています。
利用方法とプラン
『INOBER』は現在、最大10名まで無料で利用可能で、2週間の間は全機能を体験できます。料金プランは受検者数に応じた4段階から選べ、初年度は年間登録料が無料という点も魅力です。詳細な資料は公式サイトからダウンロードでき、興味がある方はぜひトライアルを通じてお試しください。
会社概要
- - 会社名: 株式会社Meta Anchor
- - 代表者: 山田邦生
- - 所在地: 東京都豊島区東池袋2-60-2
- - 設立: 2016年7月15日
- - URL: meta-anchor.com
この新しい適性検査『INOBER』が、企業と求職者の理解を深め、より良い採用の実現に寄与することが期待されます。