不登校支援の社会科見学
2025-11-07 08:48:34

不登校支援の新たな取り組み、浜松で社会科見学を体験

不登校支援の新たな取り組み



2025年11月10日、東京都江東区に本社を持つ株式会社NIJINが運営する『NIJINアカデミー』の学生たちが、浜松市にあるスタートアップ企業、株式会社Magic Shieldsと連携して社会科見学を実施します。このプログラムは、不登校を経験する子どもたちがリアルな社会に触れる貴重なチャンスとなります。

中小企業との連携


Magic Shieldsは、転倒骨折を防ぐ床材「ころやわ®︎」を開発する新興企業です。今回の社会科見学では、同社の工場見学や製品の開発背景を学ぶとともに、参加する子どもたちがこの技術をどのように他の分野に活かすかという検討も行います。子どもたちに新しい視点を提供することに加え、社会課題の解決を見据えたアイデアを生み出す場でもあります。

日本全国で約35万人以上の不登校の子どもたちがいます。可能性と独自の個性を持った彼らが学校に行くことなく、どのように社会と関わり、成長できるのか。NIJINアカデミーは、「学校で輝けなかった個性が、社会で輝く場所をつくる」というビジョンのもと、リアルとメタバースを融合し、子どもたちが安心して自分のペースで学べる環境を提供しています。

プログラム内容


このイベントは、不登校の子どもたちに実践的な学びの場を提供します。プログラムでは、企業の代表による挨拶と会社紹介に始まり、工場見学や製品の製造工程に関する説明がなされます。また、ワークショップでは、参加者がグループに分かれて「ころやわ®︎」の技術の床以外での活用法を考える挑戦に取り組みます。

企業の思い


Magic ShieldsのCTOである宮島勇也氏は、「私たちが大切にしているのは、『誰かを守る技術』を社会に広げることです。子どもたちの率直な視点が新しい発想を生み出す可能性があります。この学びが未来を作る一歩になることを期待しています」とコメントしています。

テーマ性と背景


このプログラムが開催される11月は「世界子どもの日」があることから、子どもの権利や多様な学びに焦点を当てた啓発活動が各地で行われます。NIJINアカデミーのこの取り組みは、「教育×企業×社会」が共創し、「不登校が希望に変わる社会」を実現する新しいモデルとして注目されています。若者の社会的参加が重視される中で、このようなイニシアティブが持つ意義は大きいと言えるでしょう。

NIJINアカデミーについて


NIJINアカデミーは、2023年9月に開校した不登校の小中学生を対象としたオルタナティブスクールです。全国から約550名の生徒が在籍し、対話を重視した授業や子ども主体のプロジェクトを展開しており、全ての子どもが希望を持てる未来の創造を目指しています。学校行事や授業の合間に、社会とのつながりを深める取り組みが進められています。受け入れ基準をクリアし、多くの生徒が在籍校での出席認定も獲得しています。

お問い合わせ


社会科見学に関する詳細や参加希望の方は、NIJINアカデミー広報担当の田中亜衣までご連絡ください。メールアドレスは [email protected] です。この新しい試みが、多くの子どもたちに未来への希望をもたらすことを期待しています。


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会社情報

会社名
株式会社NIJIN
住所
東京都江東区常盤二丁目5番5号
電話番号

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