スポーツテック企業ユーフォリアが三井住友銀行と業務提携し人的資本の可視化を加速

スポーツテックの新展開

スポーツテック企業である株式会社ユーフォリアは、三井住友銀行と提携契約を締結しました。本提携は、企業の人的資本経営における支援を強化することを目的としています。ユーフォリアは、スポーツ業界におけるアスリートのトレーニングデータ管理や健康維持に関わるシステムを提供し、約10年間多くのプロスポーツチームや日本代表チームをサポートしてきました。

ユーフォリアの取り組み

ユーフォリアは、トップアスリートが利用するコンディション管理とスポーツ科学のアプローチを基にして、ビジネス向けの「ONE TAP SPORTS for Biz」を展開しています。このシステムは、企業で働く人々の健康状態を可視化し、健康・安全管理の質を向上させることを目指しています。具体的には、プレゼンティーイズム（出勤しているがパフォーマンスが低下している状態）の解消に取り組んでいます。

業務提携の内容

本提携によって、ユーフォリアと三井住友銀行は、「金融×健康」という新たな領域に向けて協力を開始します。提案されている施策には、以下のようなものが含まれます：

1. 健康維持・生産性向上のためのソリューション提供：特に労働集約型産業を中心に、従業員の健康改善を支援するための新サービスが展開されます。
2. 健康データを活用した金融ソリューション：企業の人的資本投資を促進するために、健康データを活用した新しい金融サービスの開発を目指します。
3. 包括的サービスの提供：高齢化社会や多様な労働環境に対応するため、多角的なサービスの展開が計画されています。