東京建物の新ホテル
2025-12-18 13:36:26

バンコクでのホテル開発に参画する東京建物の新たな挑戦

バンコクでの新たなホテル開発計画



東京建物株式会社が、タイ・バンコクにて新たなホテル開発事業「voco Bangkok Siam」を手掛けることが決定しました。本プロジェクトは同社にとって初めてのタイでのホテル事業となりますが、現地法人「Tokyo Tatemono (Thailand) Ltd.」を通じて実施されます。共同事業者として、タイの大手デベロッパー「SC Asset Corporation Public Company Limited」の子会社である「SCX Corporation Company Limited」との協業が発表されています。

タイでのホテル開発が求められる理由



タイは観光の国としての地位を確立しており、特に首都バンコクは多種多様な文化や商業が交差する国際的な観光地です。観光業はタイの経済成長を牽引する重要な産業であり、最近では高いレベルの宿泊体験やサービスの期待が高まっています。タイ政府も高付加価値の観光客を誘致する政策を進めており、観光市場の質的な向上が進行中です。

主要な国際空港の拡張やインフラの整備も進んでおり、これにより観光客数の増加が予測され、今後もタイの観光市場は着実に拡大する見込みです。

バンコクの中心地に位置するホテル



「voco Bangkok Siam」は、バンコクのCBD(中心業務地区)内のサイアムエリアに建設予定です。この地域は、BTSシーロムライン「National Stadium駅」から徒歩3分、さらに「Siam駅」からも徒歩圏内に位置するため、観光客やビジネス客にとって非常に利便性の高い場所にあります。周辺には、サイアムパラゴンやMBKセンターなどの大型商業施設があり、ショッピングやグルメを楽しむ観光客にとっても魅力的なエリアです。

ホテルの概要と特徴



本プロジェクトには350室の客室が設けられ、ローカルな魅力を取り入れたライフスタイルデザインが施される予定です。また、IHG (Thailand) Limitedが運営し、2029年夏に開業を予定しています。「voco」はIHGのプレミアムブランドとして注目を集めており、急成長を遂げています。現在、世界117軒が稼働中で、更に108軒が開発中です。

ホテル内には、オールデイダイニング、バー、プール&プールバー、ミーティングルーム、ジムなどの充実した設備が整い、特に海外からの旅行ニーズに応えることが期待されています。

今後の展望



東京建物は、2030年を見据えた長期戦略の中で海外事業の拡大を位置付け、総額1,100億円の投資を計画しています。これまでのノウハウを生かし、タイ市場での新たな事業機会創出に向けて取り組んでいきます。バンコクにおけるホテル開発を通じて、さらなる物流や商業の展開も目指しています。

バンコクの進化する市場の中で、「voco Bangkok Siam」の成功がどのように展開されるのか、今後の動きに大いに期待が寄せられています。観光とビジネスが交錯するタイ市場で、東京建物がどのような影響を及ぼすのか、関心が高まります。


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会社情報

会社名
東京建物株式会社
住所
東京都中央区八重洲1-4-16東京建物八重洲ビル
電話番号

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