アドソル日進、新たな経営計画「New Canvas 2026」を発表
アドソル日進は、2023年5月に中期経営計画「New Canvas 2026」を策定しました。この計画は2024年3月期から2026年3月期までの三年間にわたって実施されます。
成長を目指す事業分野として「次世代エネルギー」と「スマートインフラ/スマートライフ」を中心に据えています。また、安定した売上を生み出すためのベースロードビジネスとして「エンタープライズDX/モダナイゼーション」にも注力し、これらを組み合わせることで企業の成長を加速させる方針です。
新たな動画で紹介する事業戦略
アドソル日進は、「New Canvas 2026」に基づく事業戦略を説明した紹介動画を公開しました。この動画は、同社がどのようにデジタル社会の未来を形成していくかを示すものです。スローガンとして掲げるのは「デジタル社会の"あした"をリードするイノベーションカンパニー」というビジョン。持続可能な成長と企業価値向上を追求し、環境に配慮した社会の実現にも寄与していくことを指しています。
売上と利益の向上を目指す
アドソル日進は、業績計画において、各期において最高売上、最高利益、最高利益率を達成することを目指しています。最終年度となる2026年3月期には、売上高150億円、営業利益15億円以上、営業利益率10%以上という目標を掲げています。このように、自社の成長に加え、株主への還元にも力を入れており、連続増配を目指しています。具体的には、過去16期連続で配当の増加を続け、配当性向を従来の35%から40%に引き上げる予定です。
2030年を見据えた事業成長
アドソル日進は2030年を見据え、事業の成長ドライバーとして「次世代エネルギー」と「スマートインフラ/スマートライフ」を挙げています。この戦略に伴い、エンタープライズDXやモダナイゼーションへの対応を強化していく方針です。将来的な成長のための基盤を築くことを重視しています。
持続可能性に向けた企業戦略
さらに、アドソル日進は企業価値と株主価値の向上を目指し、経営の高度化戦略にも取り組みます。具体的には、投資や人的資本への施策を強化し、持続可能な成長を実現するための具体的なアクションを起こしていきます。
アドソル日進は、今後も『New Canvas 2026』を基に持続可能な成長と革新を追求していく姿勢を明らかにしています。この経営計画により、同社は未来を切り開くための重要な一歩を踏み出したと言えるでしょう。今後の進展に期待が寄せられています。