山中漆器展示会
2025-11-24 11:20:17

山中漆器合同展示会で出会う伝統工芸の新たな魅力

山中漆器合同展示会で技術の結晶に触れる



加賀温泉郷の一員として有名な山中漆器は、優れた木地挽物漆器の産地としてその名を轟かせています。このたび、山中漆器の職人たちが集結し、その技術と感性を結集した合同展示会「職人の技とおもてなしの器」を開催します。

展示会の概要と魅力



本展示会は、2025年11月30日、12月1日の二日間、山中漆器産業技術センターで開催されます。初日は12:00から17:00まで、二日目は09:00から17:00まで、誰でも自由に参加可能です。特に注目すべきは、木地、塗り、加飾といった山中漆器の各工程を支える職人たちが一堂に会することです。今回、彼らが持ち寄るのは、伝統を保持しながら新たな挑戦を感じさせる革新的な作品です。

展示会では、漆器を日常生活に取り入れる方法を提案するテーマ展示も予定されています。これにより、漆器の奥深い魅力をこれまで以上に身近に感じることができるでしょう。

各展示の見どころ



展示会は三つのテーマで構成されており、それぞれに独特の魅力があります。

1. 第54回 木地新作展



この展示では、挽物木地の伝統技法である「薄挽き」や「加飾挽き」を用いた、白木地の作品が多数登場します。現代のライフスタイルにマッチしたデザインから、伝統的な器まで、幅広い新作が並びます。職人たちが独自の感性で生み出した木地の美しさに触れることができます。

2. 第40回 山中漆器塗展



山中を代表する花塗りや色塗りを駆使した新作塗り作品が展示されるこのコーナーでは、独自性とデザイン性を追求した漆上塗り職人たちの新たな表現が披露されます。機能性だけどアートな魅力も兼ね備えた漆器を堪能できるでしょう。

3. 第97回 山中漆器蒔絵展



歴史ある蒔絵展では、高蒔絵や研ぎ出しといった伝統的な加賀蒔絵作品と、現代技法を用いた作品の両方がそろいます。酒器や茶道具、アクセサリーまで、幅広い蒔絵作品を楽しめる機会です。

その他の情報



この展示会は、山中漆器連合協同組合と山中うるし座(山中漆器伝統産業会館)によって主催されています。

また、加賀温泉郷の観光情報については、一般社団法人加賀市観光交流機構や加賀市観光情報センターにお問い合わせください。電話番号は0761-72-6678で、年中無休で対応しています。加賀温泉郷を訪れついでに、ぜひこの合同展示会にも足を運んでみてはいかがでしょうか。

まとめ



伝統工芸の新たな魅力を発見できるこの展示会は、職人たちの技術が結集した絶好の機会です。加賀温泉郷を訪れる際には、ぜひお見逃しなく!


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会社情報

会社名
一般社団法人加賀市観光交流機構
住所
石川県加賀市大聖寺南町ニ41加賀市役所別館4階
電話番号
0761-72-0600

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