ウーマンエンパワーオンラインアワード2024が注目を浴びる
ウーマンエンパワー協会は、女性の社会進出を支援するためのプロジェクト「ウーマンエンパワー」を10年目に迎えました。この取り組みは、「全ての人が働きがいをもてる社会」を目指し、約250社の賛同企業とともに進められています。2025年2月5日に開催されるウーマンエンパワーオンラインアワード2024では、様々な企業の取り組みが評価され、11社がノミネートされました。
受賞企業の成果と取り組み
アワードでは、今年も大規模から小規模までの多様な企業が受賞し、それぞれ独自の施策を展開しています。以下に代表的な受賞企業の取り組みを紹介します。
ウーマンエンパワー大賞(大規模部門)
株式会社ポーラは、女性管理職比率を32.9%にまで引き上げ、時間単位の有給制度やフルフレックス勤務を導入しました。育児休暇については、男性育休を推進する「男性育休100%宣言」を掲げ、職場文化の改善に取り組んでいます。
ウーマンエンパワー大賞(中規模部門)
株式会社SAKURUGは、柔軟な就業制度を導入し、トップが「家族より大事な仕事はない」とのメッセージを発信。短時間スーパーフレックス制度を整備し、働きがいを追求する文化が根付いています。
ウーマンエンパワー大賞(小規模部門)
株式会社KOKYUは、フェムテック分野で女性の社会進出を支援。働きやすい環境づくりやキャリア支援に力を入れ、社員全員の成長を促進しています。
ウーマンエンパワーイノベーション賞
大東建託株式会社は、女性管理職を育成するクオータ制を導入し、近年女性比率を6.5%にまで引き上げ。また、
社会福祉法人風の森は、子育てとの両立がしやすい保育環境づくりに成功し、高い取得率を実現しました。
ウーマンエンパワー特別賞
サラヤ株式会社は、ダイバーシティ推進に力を注ぎ、管理職における女性比率を増加。
コクー株式会社は、ライフステージを経ても活躍できる制度や環境を整えることで、育児休暇などの取り組みを進めています。
ウーマンエンパワー審査員賞
鳴海製陶株式会社と
株式会社Mahaloもそれぞれの施策が評価され、育児に関する教育や柔軟な働き方の実現に向けた取り組みが注目されました。
ウーマンエンパワー ママパパ投票賞
一般のママパパからのWEB投票で選ばれた
オイシックス・ラ・大地株式会社は、全ての社員が活躍できる職場環境を作り上げるために、持続的な取り組みを行っています。
ウーマンエンパワー地方賞
新潟県の
グローカルマーケティング株式会社は、復職時のキャリアプラン相談を行い、社員が安心して育児を続けながらキャリアを築けるような制度設計を行っています。
今後の展望
今後もウーマンエンパワー協会は、女性活躍を促進する取り組みの拡大を目指し、各企業との情報共有を通じて社会全体の流れを盛り上げていくことを期待しています。企業の取り組みを通じて、全ての人が活躍できる社会の実現に向けた一歩を踏み出しましょう。