あかりの日コンテスト
2021-10-01 13:30:02
全国から集う小学生たち!第21回あかりの日ポスターコンテスト結果発表
毎年恒例の「第21回あかりの日全国小学生ポスターコンテスト」が盛況のうちに終了しました。今年は全国から1138点もの応募が集まり、多様な視点からの作品が揃ったことが特徴です。その中でも最も優れた作品には、徳島市立助任小学校の1年生、伊勢巧都さんの作品が選ばれました。
2023年の「あかりの日」は、全国で普段あまり意識しない照明の重要性を再認識することを目的として、10月21日に設けられています。応募作品は、子どもたちが持つ豊かな感性と柔軟な創造力を感じさせるものばかりでした。特に、伊勢さんの作品はテーマの捉え方が独自で、見る者に深い感動を与えました。
審査を担当した山﨑宣由審査委員長は、作品の中に見られる幅広い表現力に感銘を受けたと述べています。「子どもたちの視点から見た『あかり』へのアプローチは、実に多様である」とし、特に今年の作品はアイデアや構図、描画技法においても進化が見られるとのことでした。
また、山﨑委員長は「リアルな体験や他者との交流が創造性を育む」と強調し、コロナ禍で戸惑いながら過ごしている子どもたちにとっても、継続的な学びや思考の場が必要であると訴えました。特に、低学年の参加者たちがその制約を乗り越え、クオリティの高い作品を残している点が今年のコンテストの大きな特徴でした。
優秀作品には、優秀賞10点とスカイツリー賞が選ばれ、入選作品も30点選出されています。受賞作品は「あかりの日」の公式ホームページおよび東京スカイツリーの5階に設置される「Beautiful NIPPON」コーナーで展示されます。展示期間は10月1日から31日までですので、ぜひ多くの方に直接足を運んでいただきたいですね。
子どもたちによる作品は、単に照明をテーマにしたものではありません。「あかり」という言葉にはさまざまな物語や背景が存在します。日常生活における「光」の重要性を再確認するきっかけとして、こうしたコンテストが果たす役割は大きいと言えるでしょう。特に、日常の何気ないシーンにおいて、「あかり」がもたらす幸せや笑顔を意識することは、私たち大人にも新たな気づきを与えてくれます。
これを機に、あかりの持つ豊かさについて子どもたちと一緒に考え、さらに広く意識して過ごしていければと願います。今後も「あかりの日」全国小学生ポスターコンテストが、多くの子どもたちの創造力を育む場であり続けることを期待しています。
会社情報
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一般社団法人日本照明工業会
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