SPACE FOODSPHERE
2020-09-01 12:00:05
宇宙と地球の未来を考える「SPACE FOODSPHERE」カンファレンス開催
「SPACE FOODSPHERE」カンファレンスが地球と宇宙の食の未来を語る
2020年8月26日、日本橋ホールで行われた「SPACE FOODSPHERE Conference 2020」では、地球と宇宙における食の課題を解決するためのさまざまな取り組みが共有されました。このイベントの冒頭で、小正理事が2100年に向けた長期戦略やその実現に向けたバイオスフィア構想を発表し、新たに参加するメンバーの紹介も行われました。また、守屋氏からは新規事業としてのインパクトについての説明がありました。特に、農林水産省の後援を受けたこのイベントでは、菱沼義久局長が宇宙における食料生産の重要性について強調され、その意義が改めて提示されました。
パネルディスカッションでの知見
今回は、複数のパネルディスカッションが行われ、さまざまな視点から宇宙と食に関する議論が展開されました。最初のディスカッションでは、JAXAやフードテック企業、投資家が宇宙探査における食の役割について語り、日本の技術の可能性や研究開発の重要性が話されました。
次に、フードテックと宇宙の視点から、地球の課題解決を目指す研究や事業開発の必要性について、フードテックベンチャーのリーダーたちが意見を交わしました。彼らは、宇宙探査が地球上の食の未来と密接に関わっていることを指摘し、両者の連携がいかに重要かを強調しました。
さらに、「食×宇宙」のテーマでは、南極や閉鎖環境での経験を持つ専門家たちが、極限環境での生活の実際とそれに基づく食のソリューションについて議論。その中で、宇宙生活を見据えた暮らしの質(QOL)向上の観点から多くの示唆がありました。
多様な視点での取り組みを紹介
本カンファレンスでは、日本の発酵食品の意義や、SPACE FOODSPHEREに参画するベンチャー企業のピッチセッションも行われました。これにより、参加者は多岐に渡る視点から地球と宇宙の食の未来についての理解を深めました。各分野のトップクラスの専門家や企業が集結したことで、有意義なコラボレーションが期待されます。
新たなメンバー参画の意義
また、SPACE FOODSPHEREは新規参画メンバーを募ることで、その活動を加速しようとしています。この日は、食品メーカーや飲料メーカー、エンジニアリング企業など、さまざまな業種からのトップクラスの技術を持つ企業が参加しました。これにより、地球や宇宙における食の課題解決に向けた具体的な研究や実証が進むと期待されています。
未来の食文化に向けて
最後に、SPACE FOODSPHEREプログラムは、地球と宇宙の食の課題を解決するために、多様な視点や知識が集まる場として位置付けられています。今後も国内外からの参画を促進し、食の未来に向けた取り組みを継続していく方針です。
興味のある方は、アーカイブ映像や詳細情報をSPACE FOODSPHEREの公式ウェブサイトやYouTubeチャンネルでチェックしてみてください。今後の活動に注目が集まります。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人 SPACE FOODSPHERE
- 住所
- 東京都墨田区横川1-16-3センターオブガレージ Room02
- 電話番号
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