アクシスコンサルティング、BIG4コンサルタント在籍者登録比率が30%を突破
アクシスコンサルティング株式会社が発表した最新の統計によると、同社のデータベースにおいて、BIG4(デロイト、EY、KPMG、PwC)コンサルティングファームに現在在籍する人材の登録比率が30%を超えました。この数字は、コンサルティング業界における人材の流動性の高さ、さらには働き方の多様化を示す重要な指標となっています。
登録者の特性とは?
同社によると、現在在籍している登録者の44%はマネージャー職以上であり、その中には11%のディレクターやパートナーが含まれています。また、女性のマネージャー職以上の登録比率は22%に達しており、業界の男女比は全体で約8割が男性という状況です。年齢層では30代が約50%を占めており、特にマネージャー以上の層にも30代後半以降の人材が多いことが特徴です。
コンサルティング業界の現状と女性の登用
登録傾向からは、コンサルティング業界の中で人材の流動性が改善され、転職や副業、フリーランスといった多様なキャリアパスが広がっていることが見て取れます。特に注目すべきは、一般企業に対して女性の管理職比率が相対的に高いことです。これは、コンサルティング業界が女性のキャリア形成における先進的な役割を持つ可能性があることを示唆していますが、依然として全体に占める女性比率が低いことが今後の課題と言えます。
複線型キャリアの需要
また、同社に登録している人材の中で200名以上が転職支援やフリーランス支援、副業マッチングサービスに重複登録しており、全体の約4%が「複線型のキャリア」を志向しています。これは、ハイエンド人材においても「一つの企業での勤務」に留まらず、複数のキャリアを同時に追求する動きが広がっていることを意味します。
アクシスコンサルティングの目指す社会
アクシスコンサルティングは「人が活きる。人を活かす。」という理念を掲げ、ハイエンド人材をさまざまな企業で活用し、価値を共有する社会の実現を目指しています。今後も独自のデータを発信し、キャリアや働き方の多様化を支援し続ける方針です。特に、自律的なキャリア形成を促進し、働く人々が自らの可能性を最大限に活かせるような環境を整えていくことが重要な使命となっています。
会社概要
アクシスコンサルティング株式会社は2002年に設立され、東京都千代田区に本社を構えています。資本金は761百万円、従業員数は152名(2025年6月末時点)で、主にハイエンド人材領域における人材紹介やスキルシェアの複合的なサービスを提供しています。顧客に対しては、新しい働き方の選択肢を提供するため、多様なサービス展開を行っています。
詳細については、
アクシスコンサルティングの公式ウェブサイトをご覧ください。