保育士国家試験合格を目指すプロジェクト始動
一般社団法人実践保育力検定協会が、2020年10月に行われる保育士国家試験の合格を目指す全国の受講生を対象に、完全無料のオンライン学校を開校することが発表されました。この新しい学びの場は、「夢は保育士」応援プロジェクトと名付けられ、星槎大学エクステンションセンターの協力を得て、2012年に設立された「あさか保育人材養成学校」の一環として実施されます。
新型コロナウィルスの影響も考慮
コロナ禍において、多くの人が夢を実現するために必要な学びが制限されている中、この無料オンライン講座は大変有意義な取り組みです。協会は、保育士になる夢を持ち続ける受験生に向けて、オンラインで手軽にアクセスできる学びを提供することで、彼らの努力を支援したいと考えています。
このオンライン講座は、2020年7月5日(日)から開始され、8人の専任講師による全科目の講座が配信されます。受講希望者は、先着順で申し込むことができ、定員は200名と設定されています。さらに、10か月間の有料プログラムも用意されており、こちらは20,000円(税込)で、個別の学習支援を受けることが可能です。
保育士試験の概要
保育士国家試験は、年に2回(4月と10月)行われ、毎年5万人以上の受験者が挑む人気の試験です。しかし、合格率は約20%ほどとされており、挑戦すること自体が大きな確率の運試しと言えます。協会では、多くの保育人材を輩出するために、この「あさか保育人材養成学校」無料講座を継続し、定員枠の拡充も計画しています。
プログラムの詳細
1. 無料プログラム
- - 対象試験:令和2年後期(10月)保育士筆記試験
- - 受講期間:2020年7月5日(日)〜 10月23日(金)
- - 受講料:無料
- - 定員:200名(先着順)
このプログラムでは、受講者は任意の科目をオンラインで学ぶことができます。授業動画と指定の市販テキストをもとに、自分のペースで学びながら合格を目指せます。
2. 学習サポート有料プログラム
- - 対象試験:令和2年後期(10月)および令和3年前期(4月)保育士筆記試験
- - 受講期間:2020年7月5日(日)〜 2021年4月23日(金)
- - 受講料:20,000円(税込)/1科目4,000円(税込)
- - 定員:100名(先着順)
このプログラムでは、個別の学習サポートが提供され、授業用のレジュメ配布や模擬試験の解答解説が行われます。さらに、実技試験対策や就職サポートも受けられるため、受講生はより実践的な学びを体験することができます。
専任講師の紹介
このプログラムには、豊富な経験を持つ専門の講師が揃っています。たとえば、保育原理や子ども家庭福祉を担当する橋本圭介氏は、長年にわたり福祉教育の第一線で活躍してきました。さらに、教育原理や心理学など多様な科目で指導を行う講師陣が存在し、受講生を多方面からサポートしています。
申し込みの流れ
受講申し込みや問い合わせは「あさか保育人材養成学校」の公式サイトから行うことができます。今後の夢の実現に向けて、この素晴らしい機会を活かしてみませんか。詳細は公式サイトをご確認ください。