クレジットエンジンが京都銀行に提供する新システムで融資がスマートに進化

クレジットエンジンが「CE Loan 保証協会」を京都銀行に提供開始

クレジットエンジン株式会社が新たに京都銀行にオンライン融資プラットフォーム「CE Loan 保証協会」を提供することが決定しました。2025年12月から本格的にサービスを開始し、これにより信用保証協会保証付融資の申込が大幅に簡略化されます。

融資申込の従来の手続き

従来、保証協会保証付融資の申込は紙ベースの手続きが主流で、書類に不備が生じた場合、金融機関の担当者は取引先に足を運ぶか、取引先が金融機関に訪れる、または郵送での対応が必要でした。そのため、書類の修正や取引先とのやり取りに時間を要し、申込完了までのリードタイムが長くかかっていました。

新システムによる変革

「CE Loan 保証協会」の導入により、取引先が金融機関に提出する書類が電子化され、その確認作業もデジタルで行えるようになります。これにより、従来発生していた書類不備の対処が迅速化され、業務の効率化が期待されます。

さらに、CE Loanは「信用保証協会電子受付システム」とのAPI連携が可能であり、借入人が融資申込から保証申込までの過程を完全にデジタル化できます。このシステムは、全国にわたる51の信用保証協会が利用しているもので、融資申込手続きの効率化を図るために設計されています。

非対面での手続きの利点

電子化による申込手続きは非対面で行えるため、物理的な移動や訪問による負担を軽減できます。また、手続き全体のスピードも向上し、企業の資金調達が迅速に行えるようになります。これにより、ビジネスにおける資金繰りがスムーズになり、企業の成長を助ける仕組みが整います。

クレジットエンジンのミッション

クレジットエンジンは「“かす”をかえる。“かりる”をかえる。」を企業理念に掲げており、オンラインレンディングプラットフォーム「Credit Engine Platform」の展開を通じて、資金調達がこれまで以上に簡単に行える環境を実現しようとしています。テクノロジーとデータを活用することで、個人や企業が資金を必要なタイミングで無駄なく調達できる社会を目指しています。