インバウンド客向けの飲食店予約サービスが成果を上げる
このたび、株式会社CS-Cが提供するインバウンド向け飲食店予約サービス「JAPAN FOOD GUIDE」が、大きな成功を収めた事例が報告されました。特に、東京・六本木の寿司店において、予約件数が大幅に増加し、300万円を超える売上が記録されました。これは、同社が手掛けたインバウンドマーケティングの一環で、海外のインフルエンサーを活用した結果です。
インバウンド集客の背景
日本政府観光局(JNTO)のデータによれば、2024年9月には290万人以上のインバウンド客が来日し、過去最高を更新しました。また、政府は2030年までに6000万人のインバウンド客を目指す方針を発表。これにより、日本はますます魅力ある食の観光地として注目を集めています。しかし、飲食店にとっては言語の壁やドタキャンといった課題も多く、収益機会を逃すケースが少なくありません。
そこで、「JAPAN FOOD GUIDE」が生まれました。このサービスは、多言語対応と事前決済を導入し、飲食店がインバウンド客をスムーズに受け入れられるようサポートします。さらに、KOLによるプロモーションを行い、SNSを通じて店舗の魅力を広めることで集客を促進しています。
具体的な成功事例「おすしのジョー」
「JAPAN FOOD GUIDE」に掲載された六本木の寿司店「おすしのジョー」では、2024年4月下旬にこのサービスを利用し始めました。6月からは香港のKOLを活用したマーケティング施策が奏功し、7月には160件の予約を獲得、結果として330万円以上の売上を上げました。この成功にはキャンセルを含めると、550万円の成果も見込まれています。
「おすしのジョー」の料理長、大堀城氏は、インバウンド集客における変化を語ります。以前は、Googleマップ経由での予約が少ない状況でしたが、「JAPAN FOOD GUIDE」掲載後は、集客構造が一新され、現在ではほとんどの席がインバウンド客で埋まるほどの人気を見せています。事前決済のシステムも導入されているため、言語によるトラブルを心配することなく運営できているとのことです。
今後は、アジア圏だけでなく、欧米からの観光客も増えてくることが期待されています。大堀氏は「JAPAN FOOD GUIDE」を活用することで、様々な国からの来客を迎え入れることを楽しみにしていると述べています。
「JAPAN FOOD GUIDE」とは?
「JAPAN FOOD GUIDE」は、インバウンド向けの飲食店・食体験予約サービスです。多言語対応や事前決済の機能により、飲食店が抱えるインバウンド対策の課題を解決します。これにより、飲食店の売上を増やし、インバウンド集客を強化することを目指しています。サービスの詳細は、
公式サイトでご確認ください。
会社情報
株式会社CS-Cは、ローカルビジネスに特化したマーケティング企業です。地域に根ざした店舗ビジネスの支援を行っており、SaaS型統合マーケティングツールやコンサルティングサービスを提供しています。
今後も「JAPAN FOOD GUIDE」を通じて、飲食業界の活性化を図っていく方針です。飲食店のパートナーとして、インバウンドのお客様を迎える準備を整えていきます。