博多織の新作ストラップ
2019-06-20 10:25:06
伝統が令和に生きる!博多織の魅力を込めた時計ストラップが登場
伝統と革新から生まれた博多織ストラップ
筑前織物株式会社が新たなイノベーションを起こすMUSUBUプロジェクト第16弾、博多織を用いた時計ストラップが発表されました。このストラップは、757年以上にわたる歴史と伝統を持つ博多織を基盤としており、その職人的な技術と独自のデザインが特徴です。
博多織の歴史
博多織は平安時代から始まり、鎌倉時代には和歌を基本にした多彩な模様が特徴的な織物として発展してきました。約400年前の慶長5年、黒田長政が筑前を治めた時期には、江戸幕府への献上品として博多織が知られるようになりました。今日では、献上柄と称される独特な模様は、博多織を代表するデザインとなり、庶民に愛される織物としての地位を築いてきました。
現代の博多織
明治時代以降、技術革新によりジャカード機が導入され、博多織はさらなる多様化を見せています。今日では、コンピュータ技術を駆使してより細部まで表現可能となり、様々な分野に応用されています。例えば、博多献上柄は福岡空港や地元のホテルなど、様々な場所で利用されており、博多織の魅力が映し出されています。
時計ストラップの詳細
今回新登場の時計ストラップは、博多献上柄をモチーフにしたデザインで、6月20日に福岡天神ギャラリーショップで先行販売されます。全国のKnotギャラリーショップとオンラインショップでは7月から購入可能です。また、カラーはホワイトとブラックのモノトーンが用意されており、どんな時計とも合わせやすい魅力があります。価格は6,000円(税別)。
初回生産限定で、博多織の歴史やストーリーが楽しめるパッケージも数量限定で販売されます。
伝統工芸の指定
博多織は1976年に経済産業大臣により、伝統的工芸品として指定されています。その名残は今も感じられるもので、特に毎年7月の山笠祭りでは博多献上柄の帯が多く使用されており、地域の人々にとって親しみ深い存在となっています。
新しいコラボレーション
筑前織物株式会社はMUSUBUプロジェクトのパートナーとして、地域の伝統を守りながら新しい取り組みに積極的です。これからも様々な商品展開が期待されています。日本の伝統工芸と革新が融合したこのストラップは、単なるファッションアイテムにとどまらず、文化と歴史を感じさせる貴重な一品です。
今後進化し続ける博多織のストラップにぜひ注目してください。
会社情報
- 会社名
-
株式会社Knot
- 住所
- 東京都武蔵野市吉祥寺本町 2-15-6ルリアン吉祥寺 T-3F
- 電話番号
-
0422-27-6847