桜花学園大学、学生生活を疑似体験できるオンラインゲームを発表
愛知県豊明市に位置する桜花学園大学は、2027年度に新たに設置予定の情報科学部ソーシャルデータサイエンス学科(仮称)の広報活動の一環として、オンラインゲーム「桜花SDS体験入学ゲーム」を開発しました。これは、新学部の学生生活を疑似体験できるゲームとして、日本初の試みです。
ゲームの概要
このオンラインゲームは、双六形式で展開され、プレイヤーはサイコロを振ってマス目を進むことで、様々な授業やアルバイト体験ができます。例えば「プログラミング基礎」や「データで学ぶ健康管理」の授業を受けたり、学生活動を通じて恋人を作ったりしながら、単位を取得していきます。卒業を目指す過程で、実社会での選択や挑戦を体験できることで、参加者は新学部で何を学べるのかを具体的に理解することが可能です。
新学部での卒業には、分野ごとの取得単位が必要で、ゲーム内での取得単位は合計10。これは、実際の卒業に必要な124単位よりも少なく設定されており、プレイヤーのゲーム時間を考慮した設計です。このようにして、ゲームがより直感的で楽しいものになっています。
参加者の声
ゲームを開発した上原准教授は「実際に学生たちがデモを体験し、楽しんでいる反応を見て、とても嬉しかったです。今回のゲームを通じて、新学部についてより多くの方々に知っていただければと願っています」と語っています。オープンキャンパスへ足を運べない方々にも、このゲームを通じて新学部生活を感じてもらえることを目指しています。
オープンキャンパスでの体験
桜花学園大学では、オンラインゲームの原型となる紙版を、11月8日と9日に開催されるオープンキャンパスで公開します。これにより、来場者は初めてのゲーム体験が可能です。場所は722教室の7号館2階で、時間は午前10時半から12時15分までとなっています。誰でも気軽に参加することができるので、ぜひ足を運んでみてください。
デジタル化への取り組み
桜花学園大学は、デジタル分野への移行を促進するための支援事業に選定されており、新学部の設置に向けて着実に準備を進めています。この新たな学科では、ソフトウェア開発、プログラミング、地域課題に取り組むPBL(Project-Based Learning)授業、マーケティングリサーチなど多様な学びが提供され、高等学校教諭一種免許状(情報)や情報処理士を目指すことも可能です。
新設予定の情報科学部が抱える可能性や、その学びを疑似体験できる「桜花SDS体験入学ゲーム」は、将来の進路を考える上での一助となることでしょう。知識や経験を形にしていくこの新しい試みから、他の教育機関にも大きな影響が広がることが期待されます。
ゲームに参加したい方へ
興味のある方は、以下のURLから直接ゲームにアクセスできます。
桜花SDS体験入学ゲーム
さあ、新たな学びの旅へ出かけましょう!