玉城知事が生活クラブを訪問
沖縄県知事の玉城デニー氏が2026年1月23日に生活クラブ連合会を訪れました。この訪問は、首里城の再建を目的としたカンパ金への感謝の意を表すためのものでした。生活クラブ連合会の会長である村上彰一氏らと記念撮影を行い、懇親の意を深めました。
「はいさい、ぐすーよー・ちゅー・うがなびら!」と沖縄の伝統的な挨拶で会を始めた玉城知事は、生活クラブの組合員から集められた寄付金がこの再建にどれだけ寄与したかを説明しました。「おかげさまで、今秋には首里城の正殿と外廊が完成します。多くの人々の思いが結実した令和の首里城をぜひ見てほしい」と自信に満ちた表情で語りました。
首里城再建への寄付
生活クラブは、2019年に発生した首里城正殿の火災後、約32,000人の組合員から2,873万円の寄付を集め、再建に役立てられました。生活クラブでは「沖縄フェア」と題したイベントを通じて、沖縄産の食品や生活用品を取り扱い続けており、「真塩」「素精糖」「黒砂糖」に代表される高品質の食材が組合員の日常食として支持されています。
また、沖縄の古来からの植物である月桃を利用したスキンケアアイテムや防虫剤も人気で、今後も組合員からの需要に応える形で、沖縄の生産者との関係を深めていく予定です。
沖縄と生活クラブのつながり
生活クラブと提携している沖縄の生産者は40年間で8事業者に増え、組合員と生産者との交流も深まっています。沖縄を訪れる組合員が生産現場での援農や文化体験を行い、より深い理解が育まれています。
玉城知事は、今後も組合員と沖縄の生産者との連携を強化しながら、沖縄に存在する様々な問題についての理解を深め、平和を語り続ける意義も強調しました。特に沖縄の基地問題や平和に関する活動も全国で行い、その重要性を広く伝えたいと述べました。
生活クラブの各地の理事長からも沖縄への思いが述べられ、生活クラブ神奈川の理事長篠崎みさ子氏は、沖縄の基地の問題について考える必要性を、また埼玉の村山なみ理事長は沖縄戦に焦点を当てた取り組みの重要性を語りました。
生活クラブが果たす役割
生活クラブは2025年現在、約42万人の組合員を抱える生活協同組合です。国産中心の食材を届け、環境への配慮や持続可能な社会の実現に向けた活動を続けています。沖縄だけでなく、多様な地域と連携していくことで、地域の理解を深め、サステイナブルな未来に向けた取り組みも強化しています。
玉城知事との対話を通じて、生活クラブが果たす役割の重要性と、地域振興ならびに文化継承の意味が再確認されました。今後も組合員と生産者、そして地域全体が協力し合いながら、より良い未来を築いていくことが期待されています。